おむつや生ごみをビニル袋に入れても臭う原因と対策|臭いが漏れるのは材質

生活

おむつや生ごみをビニル袋に入れても臭う原因と対策|臭いが漏れるのは材質

◆こんな方に向けた記事です◆
・おむつや生ごみをスーパーのレジ袋に入れても臭いが漏れる原因と対策が知りたい

※1分で読めます。

うましです。現役エンジニアで大手企業でプラスチックに関する開発を行った実績があり、化学に関する知識があります。先日、妻がこう言いました。

「おむつや生ごみをビニル袋に入れても臭いが漏れるよね」

結論からいうと、原因は『材質』です。スーパーのレジ袋に、おむつや生ごみを入れても臭いに対しての効果は全くありません。今回は「なぜ、ビニル袋に入れても臭いが漏れるのか?」を主婦の方に向けて簡単に分かりやすく解説させて頂きたいと思います。



スーパーのレジ袋は空気を通す

最初にご紹介しておきたいことは、スーパーのレジ袋などのビニル袋は空気を通すということです。スーパーのレジ袋は『ビニル袋』とは呼びますが、厳密にはビニルではできていません。

『ポリエチレン(PE)』という材質でできています。ポリエチレンは液体は通しませんが、気体はバンバン通してしまうという特徴があるため、臭い対策には全く効果がありません。

レジ袋は気体に関しては『ざる』のようなイメージです。

スーパーのレジ袋(PE)

昔、ビニル袋は『塩化ビニル』という材質で作られていました。塩化ビニルは空気も通しづらいので臭いに対しても効果があります。しかし、最近では塩化ビニルはあまり使われなくなりました。

では、なぜ塩化ビニルの代わりにポリエチレンがレジ袋で使われるようになったのかというと

『ダイオキシン対策』です

塩化ビニルの方が臭いに関しては優れているのですが、高い温度で燃やさないとダイオキシンが発生してしまうため、ダイオキシンが発生しないポリエチレンが使われるようになりました。

つまり、現在使用されているスーパーのレジ袋では臭い対策の効果はゼロとなります。

パンの袋はなぜ防臭対策になる

こんな話をお聞きしたことはありませんか?

「パンの袋は防臭対策がある」

これは化学的な理由があります。パンの袋は『ポリプロピレン(PP)』という素材でできているからです。簡単に説明させて頂くとポリプロピレンはレジ袋のポリエチレンと違って、空気を通しづらい素材なので、おむつや生ごみの臭い対策として活用される人が多いです。

他の食材の匂いがパンが移ったり、逆にパンの匂いが周囲に漏れないようにするためにポリプロピレンが使用されています。

パンの袋はポリプロピレン(PP)

安くて手軽な防臭対策

防臭で有名なのはBOSの防臭袋ですね。しかし、ちょっと高価なのが難点です。そのため、先ほどご説明させて頂いたように普通のポリプロピレンの袋を使用するとおむつや生ごみの防臭対策になります。

ポリプロピレンの袋はAmazonでも簡単に購入できますので、ぜひポリプロピレンの袋をおむつや生ごみの防臭対策として活用してみてください。