冷風扇を探しているけど、いろいろあって、どれを選べば良いか分からない・・・
うましハードウェアエンジニア歴15年の電子機器のプロが、冷風扇を選ぶ時の3つのポイントとお手頃なおすすめ3選をご紹介します。
プロ厳選|安いおすすめ冷風扇3選と選び方の3つのポイント
うましです。夏の暑い時期を乗り越えるために冷風扇があると非常に便利です。冷風扇とは、保冷剤や水を利用して冷たい風を送風する家電のことで、エアコンと異なり電気代が安く、扇風機よりも涼しいというメリットがあります。ただ、水を使用するので湿度が上がるという側面もあります。
今回は電子機器のプロの視点から、冷風扇を選ぶ時の3つのポイントと低価格なおすすめ3選をご紹介します。
選ぶ時の3つのポイント
保冷剤の付属の有無
これはかなり重要なポイントです。
冷風扇を選ぶ際に保冷剤が付属されていない製品を購入して後悔したというレビューが少なくありません。たしかに冷風扇は保冷剤なしでも使用できますが、やはり保冷剤と組み合わせることで送風の温度をさらに下げることができます。
もしかすると、「別売りの保冷剤を買えば良いのでは?」と感じる方もおられるかもしれませんが、意外にぴったりのサイズの保冷剤がなかったり、1回購入する時に大量に買わないといけなかったりと購入の手間がかかります。
そのため、保冷剤が本体に付属している冷風扇を選択することをおすすめします。
リモコンの有無
あると便利なのがリモコンです。お仕事中や就寝中でも離れた場所から操作することができるので、便利です。リモコンの必要性と価格のどちらを重視するかで、リモコンのあり/なしを検討されてください。
首振りの有無
首振り機能がないと一部だけにしか冷風を送ることができません。さらに、冷風に連続してずっと当たるのは体にも良くありません。そのため、首振り機能がある製品を選ぶことをおすすめします。
本体自体が首を振る場合の他に、本体内部で風の向きを切り替えるオートルーバーという仕様もあります。
冷風扇のおすすめ3選
うまし気になる商品があったら、リンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあります。
アイリスオーヤマ CTF01D
生活家電で有名なアイリスオーヤマの冷風扇です。上部に取っ手があり、キャスター付きなので、女性でも場所の変更が簡単にできます。
リモコンがないシンプルなモデルですが、とりあえず冷風扇を使ってみたいという方には、低価格なのでおすすめです。
◆付属の保冷剤
・あり(2個)
◆サイズ
・28.2 x 29.8 x 75.2 cm
◆重量
・7kg
◆首振り
・オートルーバー(左右)
◆風量
・4段階
◆リモコン
・なし
◆消費電力
・54W
レビューより
◆良いレビュー
・扇風機より確実に涼しい
・電気代が安くて助かる
◆不満なレビュー
・使用していると湿度が上がる
・サイズがちょっと大きい
マクスゼン RMT-MX402
必要な機能のみにしぼった家電を提供する「ジェネリック家電」で有名なマクスゼン(日本企業)の冷風扇です。プラズマイオンを放出することでアレルギーの原因になる物質(アレル物質)を抑制します。
UVライトを照射することで、タンク内の水を衛生的に保ちます。キャスター付きなので置き場の変更も楽です。
◆付属の保冷剤
・あり(2個)
◆サイズ
・22×30.5×68.3cm
◆重量
・5.6kg
◆首振り
・オートルーバー(左右)
◆風量
・5段階
◆リモコン
・あり
◆消費電力
・46W
レビューより
◆良いレビュー
・キャスター付きはとても便利
・エアコンほどではないが涼しい
◆不満なレビュー
・ちょっと音が気になる
テクノス TCI-007I
テクノスは日本の株式会社千住という会社の自社ブランドで安心の日本企業です。タンクに抗菌加工がされており、衛生的に使用することができます。
自然風モードを搭載しており、レビューでも風が気持ち良いと好評です。こちらもキャスター付きです。
◆付属の保冷剤
・あり(2個)
◆サイズ
・23.0×30.5×67.0cm
◆重量
・5.5kg
◆首振り
・オートルーバー(左右)
◆風量
・3段階
◆リモコン
・あり
◆消費電力
・51W
レビューより
◆良いレビュー
・扇風機より断然良い
・自然な冷風がとても良い
◆不満なレビュー
・中以上で音が気になる
・電源ONで首振りがONになるのが不便
冷風扇で節電しつつ快適に
暑い日が続くとエアコンを使用する機会が増えますが、エアコンだと電気代が気になったり、冷えすぎてしまうことがあります。逆に扇風機だと涼しくならないという時には、ぜひ冷風扇を活用してみてください。

読んで頂き、ありがとうございました