ゲーミングモニターの購入を検討中。
・VG245HE-J(ASUS)
このモデルはどんな特徴のモニター?注意点とかある?購入者の感想を聞いてみたいな。
こんな質問にお答えします。
・VG245HE-Jの特徴や注意点をご紹介します
・購入者の感想をご紹介します
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します
VG245HE-Jのレビュー
世界で選ばれているASUSの高コスパのゲーミングモニター
ASUSは、パソコンやスマホに関する製品の製造・販売を行っている台湾の企業です。今回は、ASUSのVG245HE-Jの特徴や注意点をご紹介します。
特徴や注意点
スピーカーを内蔵
ゲーミングモニターは、スピーカーを搭載していないモデルも少なくないのですが、VG245HE-Jは、モニター本体にスピーカーを内蔵しています。内蔵スピーカーの音質に期待し過ぎは禁物ですが、やはりスピーカー内蔵は何かと便利なことが多いです。
TNパネルを採用している点は注意
モニターは、採用する液晶パネルの種類によって映像の特性が大きく変わります。モニターで採用されることが多いTNパネルやVAパネルは、ななめから見ると色が変わりやすいという特徴があります。VG245HE-Jは、1920×1080(画素数)の『TNパネル』を採用しているモデルになります。
TNパネルは、応答速度が非常に速いのでゲームを本格的に楽しむのには最適ですが、色彩の表現力などはVAパネルやIPSパネルのモデルにはおとりますのでご注意ください。
DisplayPortは非対応
VG245HE-Jは、DisplayPort入力を搭載していません。HDMIとアナログRGBのみのモデルになっています。そのため、「DisplayPortでパソコンと接続したい」とお考えの方は避けた方が良いです。
最大リフレッシュレートは75Hz
テレビやモニターは、パラパラ漫画のように1秒間に60回(60Hz)の画像を切り替えて動きを表現しています。この1秒間に切り替える回数をリフレッシュレートと呼びますが、リフレッシュレートが高い方が、よりなめらかな映像を楽しめます。
最近のゲーミングモニターは、リフレッシュレート144Hzなどの高速のモデルが増えてきていますが、VG245HE-Jは、最大75Hzとリフレッシュレートは低めのモデルになっていますのでご注意ください。
HDRは非対応
モニターは、夜空と花火、室内と屋外のような光の明暗が大きい映像を表現するのは苦手です。明るい方に合わせると暗い部分が黒くつぶれてしまったり、暗い部分に合わせると明るい部分が白く飛んでしまいます。光の明暗が大きい映像をバランス良く表現する技術が『HDR』です。
HDR非対応①
外に合わせると室内が黒くつぶれる
HDR非対応②
室内に合わせると外が白く飛ぶ
HDR対応
室内と外のバランスが良い
画像引用:EIZO
VG245HE-Jは、HDRに非対応のモデルですのでご注意ください。
位置調整はチルトのみ
VG245HE-Jは、チルトのみしか調整できないモデルになります。そのため、「スイベルや高さ調整もしたい」という方はご注意ください。
VG245HE-Jの購入者の声
・安かったので期待していなかったがすごく良い
・大会用に購入。応答速度が早く安くて良い
・内蔵スピーカーの音質はいまいち
・TNパネルなので正面は良いが角度をつけて見ると色が変わる
VG245HE-Jはこんな方におすすめ
「遅延が少なく応答速度が早いゲーミングモニターを低価格で購入したい」という方には、ASUSのVG245HE-Jはおすすめです。ただし、TNパネルを採用している点、リフレッシュレートが最大75Hzである点、位置調整はチルトのみである点はご注意ください。
気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
VG245HE-Jの仕様
型番 | VG245HE-J |
画面サイズ | 24.5インチ |
解像度 | 1920 x 1080 |
パネル方式 | TN(ノングレア) |
リフレッシュレート | 75Hz(最大) |
応答速度 | 0.6ms (最小値) / 1ms |
色域 | sRGB 100% |
HDR | 非対応 |
スピーカー | あり |
イヤフォンジャック | あり |
VESAマウント | 100 x 100 mm |
外形寸法 ※スタンド含む |
56.1 x 41.5 x 21.1 cm |
本体重量 ※スタンド含む |
4.7 kg |
位置調整 | チルトのみ |
VRR | AMD FreeSync |
インターフェース | HDMI 1.4 x 2 D-sub x 1 |