
バカな自分が嫌だ・・・辛くなってくる。どうしたら良いんだろう?
こんな質問にお答えします。
・自分のことをバカと思える人は実は謙虚ということが分かります
・論理的な思考の重要性と訓練する方法が分かります
・うつ病になる前に環境を変えることも重要ということが分かります

現役エンジニアのうましです。僕も「なぜ自分はバカなんだろう」と考えることがありましたのでよく分かります。今回は実体験を元に解説させて頂きます
バカすぎて辛いと感じている人は謙虚な理由
「なんでこんなに自分はバカなんだろう」
「バカな自分が嫌になる」
まず結論から申し上げますが、本当にバカな人はこんなふうに自分のことをバカだなんて絶対に考えません。気づいてすらいないでしょう。むしろ本当にバカな人は「自分は天才だ。すごい」くらいに考えていることの方が多いと言われています。日本を代表する作家の芥川龍之介はこんな言葉を残しています。
阿呆はいつも彼以外のものを阿呆であると信じている
この言葉はまさに本質を突いた言葉で、バカで阿保(アホ)な人ほど、他人を見下し、優越感を感じようと必死です。「自分はバカだ」と考えられる人は、自分に厳しく優越感とは真逆の考え方をしているという点では、謙虚に自分の問題点を見ることができていると言えます。
「自分はバカだ」「どうにかして現状を変えたい」という気持ちを持った時点で、本当のバカではないということです。
バカな自分を直したい時に方法はあるのか?
・上司の指示を誤って理解したり時間がかかる
・余計なことを言って人を不快にしてしまう
・要領よく仕事をこなすことができない
細かく見ると様々なタイプがあるように感じますが、これらには共通点があります。筋道を立てたり状況を考えた行動が苦手という点です。これらを改善するためには、『論理的思考』を鍛えることが重要です。ロジカルシンキングとも呼ばれます。
論理的な思考がしっかりできる人は、状況の判断が早く矛盾がない行動をすることができます。逆に論理的な思考ができない人は相手に
「何が言いたいの?」
「どうしてそれをしたの?」
「矛盾してるよ」
このような印象を与えることが多いと言われています。実は僕も論理的な思考が得意ではなかったので、苦労した経験があるのでよく分かります。しかし、論理的な思考はトレーニングで改善することが可能です。ある有名投資家は、インタビューで自分の子どもに習得して欲しいスキルを聞かれた時に
英語とプログラミング
このように回答しました。「プログラミング?」と感じたかもしれません。プログラミングは、パソコンやスマホなどの機器に命令を行う方法です。人と接するよりも論理的に筋道をつけて考えなければうまく動かすことができません。そのため、プログラミングは論理的な思考の訓練になるというのは有名です。
「プログラミングとか難しそう」と感じた方もいるかもしれませんが、プログラミングは2020年から小学校でも必須化されましたし、プログラミングの入門や基礎は実は想像するよりも簡単でパズル感覚で楽しく学ぶことができます。小学生も学ぶ時代ですから、1度は経験しておくことをおすすめします。オンラインで完結するスクールのテックアカデミーは無料体験のサービスがありますが、文字通り無料なのでお気軽に利用してみることをおすすめします。強引な勧誘もないので受講者からも評判が良く安心です。
信頼の改善が難しければリセットするのも1つの方法
もしもあなたが社内であまり良くない評判を得てしまっていたら、これから改善するのは非常に難しいかもしれません。人の印象は第一印象が非常に重要で回復は困難だとも言われています。
もしかすると、これから必死で努力しても今の会社では
「最近は調子が良いけど、やっぱりあいつは信用できない」
「あいつはミスが多いから」
「あいつは○○」
このように今後もずっと言われ続ける可能性があります。実は僕がそうでした。頑張っても1度定着した信頼は取り戻すのは困難、いえ困難というよりも本音では不可能だと感じました。
「もう今の会社では厳しいかな?」と感じたら、転職してリセットしてやり直すのも1つの方法だと思います。実は僕は新卒で入社した会社でうまくいかずに、上司や周囲の信用を失ってしまい、1度退職した経験がありますが、この転職は本当に正解でした。転職先では「ここで絶対に頑張るんだ。後はない」という気持ちで退路を断って頑張ったこともあり、円満な人間関係を築くことができました。
もちろん、ネガティブな転職をくり返すのは良いことではありません。しかし、無理をし過ぎてうつ病になってしまうと療養に時間がかかります。リクルートのリクナビNEXTに登録だけして求人を探してみるのも良いでしょうし「もう今の会社では無理だけど上司に伝えづらい」「他の人の目が気になる」という方は、退職代行を利用するのも良いでしょう。
まずは努力して無理ならリセットするのもあり
「なんでこんなに自分はバカなんだろう」
そう自分を思えている人は実は謙虚な人です。本当のバカは自分に対してそんな気持ちを持つことすらできません。努力は大切ですが「これ以上は今の会社では厳しい」と感じたら退職を検討してみるのもありでしょう。うつ病になるくらいなら退職して新たな道を探してみるのも1つの方法です。
僕も実際にプログラミングと退職によって人生を好転することができました。無責任なことは言えませんし、ご自身での判断になりますが、今の時代は1つの職業にこだわるような時代ではないかとか思います。くり返しになりますが、うつ病になる方が大問題です。精神的な薬は依存症の強いものが多く、治療には時間もかかります。無理をして取り返しがつかなくなる前に退職するのもありかと思います。
あなたは今回ご紹介したどれから始めますか?
あなたの気持ちに余裕があるなら、まずはプログラミングで論理的な思考を鍛えることをおすすめしますが、精神的にかなり厳しいなら退職代行に相談してみるのも良いでしょう。『今』この瞬間から人生を好転させるための行動を始めましょう。昔の僕のように「自分はなんてバカなんだろう」と感じている方の人生が好転できることを心から願ってこの記事を書きました。応援しています。