【独学JavaScript入門⑯】組み込み関数

「y = 2x」 という数学の関数があります。xが変化すると結果であるyがそれに応じて変動します。xのように関数に与える値を「引数」と呼び、yのようにx(引数)によって変化して返ってくる値を「戻り値」と呼びます。

JavaScriptにはプログラマーが最初から使用できるように準備されている関数があります。今までに出てきている
「console.log()」のその1つです。このように最初から使用できる関数を「組み込み関数」と呼びます。あらためてコンソールで「console.log()」を実行してみます。

//console.log(引数);

console.log("Hello");
//undefined ※戻り値なし

//"Hello"が引数になる

「undefined」という表示が頻繁に出ていたかと思いますが、これこそが「戻り値」です。「Hello」と表示は行いますが、この関数を使用したことにより何か変数に変化が生じてデータを得るなどはなく、「戻り値なし」ということを表しています。

次は戻り値がある組込み関数を試してみます。
「typeof()」は変数のデータ型を確認することができる組み込み関数です。

typeof 5;   //数値型
typeof "5"; //文字列型

数値型の5を引数として渡すと「number(数値型)」、文字列型の5を渡すと「string(文字列型)」という戻り値を得ることができました。

もうちょっと戻り値の理解を深めるためにテストしてみます。「parseInt()」は文字列型のデータを数値型に変換する組み込み関数です。

var a = "1";
var b = "2";

//文字列型の変数を足して表示
console.log (a + b);

//変換テスト
parseInt(a);  //戻り値の確認だけ

//数値型に変換した変数を足して表示

var c = parseInt(a);
var d = parseInt(b);
console.log (c + d);

//変換と表示を1回でまとめることもできる
console.log (parseInt(a) + parseInt(b));

//右が切れたら左にスワイプしてください

引数と戻り値は非常に重要ですのでしっかりとご理解をお願いします。

JavaScript入門一覧に戻る