
ゲーミングモニターの購入を検討中。
・VG259QR(ASUS)
・VG279QR(ASUS)
この2モデルの違いは何?注意点とかある?
こんな質問にお答えします。
・VG259QR/VG279QRの違いを解説します
・特徴や注意点をご紹介します

映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します
VG259QR/VG279QRの違いや特徴

今回は、VG259QR/VG279QRの違いと合わせて注意点もご紹介します。
VG259QR/VG279QRの違い
違いは画面サイズ
VG259QR/VG279QRは、画面のサイズが異なります。スペックはほぼ同等なので、この2モデルのどちらを選ぶか悩んだ時には、「どちらのサイズが良いか?」で選んで良いかと思います。
VG259QR | VG279QR | |
液晶パネル | 24.5インチ | 27インチ |
画素数 | 1920 x 1080 | 1920 x 1080 |
応答速度 | 1ms(MPRT) | 1ms(MPRT) |
最大リフレッシュレート | HDMI:120Hz DP:165Hz |
HDMI:120Hz DP:165Hz |
VRR | Adaptive-Sync G-SYNC Compatible |
G-SYNC Compatible FreeSync Premium |
入出力ポート | HDMI x 2 DisplayPort x 1 |
共通する注意点や特徴
普段使いも快適なIPSパネルを採用
モニターは、採用する液晶パネルの種類によって映像の特性が大きく変わります。モニターで採用されることが多いTNパネル、VAパネルは、ななめから見ると色が変わりやすいという特徴があります。VG259QR/VG279QRは、どちらも『IPSパネル』と呼ばれるタイプの液晶パネルを採用しています。
IPSパネルは、画面をななめから見ても色の変化が少ない(視野角が広い)ので、ゲームだけではなく事務作業や動画の視聴などの普段使いも快適に行うことができます。
スピーカーも内蔵
ゲーミングモニターは、スピーカーを搭載していないモデルも少なくないのですが、VG259QR/VG279QRは、モニター本体にスピーカーを内蔵しているモデルです。内蔵スピーカーの音質に期待し過ぎは禁物ですが、やはりスピーカー内蔵は何かと便利なことが多いです。
位置調整を細かく調整しやすい
VG259QR/VG279QRは、チルト、スイベル、高さ調整、ピボット(縦回転)に対応していますので、疲れにくい状態に細かく調整することが可能です。
HDRには非対応なので注意
モニターは、夜空と花火、室内と屋外のような光の明暗が大きい映像を表現するのは苦手です。明るい方に合わせると暗い部分が黒くつぶれてしまったり、暗い部分に合わせると明るい部分が白く飛んでしまいます。光の明暗が大きい映像をバランス良く表現する技術が『HDR』です。
HDR非対応①
外に合わせると室内が黒くつぶれる
HDR非対応②
室内に合わせると外が白く飛ぶ
HDR対応
室内と外のバランスが良い
画像引用:EIZO
259QR/VG279QRは、どちらもHDRに非対応のモデルですのでご注意ください。
ご希望別のおすすめモデル

気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
24.5インチのコンパクトなモデルが良い方:VG259QR
「モニターはコンパクトな方が良い」という方には、VG259QR(24.5インチ)がおすすめです。デスクの上でもコンパクトにまとまり、ゲームだけでなく事務作業も快適に行うことができます。お求めやすい価格も魅力的です。
27インチの大画面モデルが良い方:VG279QR
「ゲームも普段使いも大画面の方が良い」という方には、VG279QRがおすすめです。27インチの大画面でゲームを楽しんだり、テレワークも効率良く行うことができます。こちらもお求めやすいお値段のモデルになっています。