【LG】43UP8000PJB/50UP8000PJBのレビュー・感想・55UP8000PJBも

こんな質問にお答えします。

UP8000シリーズのレビュー

LGは、韓国の企業でお求めやすい価格と良質な品質で世界中で愛されているテレビを販売しています。今回は、細かい部分は省略しつつ、UP8000シリーズの特徴や注意点をご紹介します。

UP8000シリーズの特徴

ネット動画も楽しめる

UP8000シリーズは、ネット動画を視聴するための機能を内蔵しているので、ご自宅のWi-Fiに接続するとYouTubeなどのネット動画もテレビの画面で楽しむことができます。

画像引用：LG

UP8000シリーズの注意点

50V型はななめから見ると白っぽくなりやすい

これは、かなり重要なポイントなので、ぜひ購入前にチェックしてもらいたい項目です。テレビには『VAパネル』と『IPSパネル』という2種類の液晶パネルが使用されています。VAパネルは、正面から見る場合は、IPSパネルよりもコントラスト（色のメリハリ）が高く、引き締まった映像を楽しむことができますが、ななめから見ると白っぽくなりやすいという特徴があります。

画像引用：ちもろぐ

UP8000シリーズは、50V型でVAパネルを採用しています。そのため、お部屋のレイアウトの関係で「画面をななめから見る機会も多い」という方は、50V型以外のサイズを選ぶことをおすすめします。

スポーツもなめらかに楽しめる倍速は非対応

テレビは1秒間に60コマの画像を切り替えて動きを表現していますが、スポーツなどの動きが速い映像ではコマが足りずにカクカクとした印象の映像になる場合があります。コマとコマの間に中間の補正画像を生成して追加して、1秒間に120コマにすることで、よりなめらかな映像にするのが『倍速』と呼ばれる機能です。

UP8000シリーズは、倍速には対応していませんので、ご注意ください。

HDMI2.1には非対応（4K 120Hz対応など）

最近のテレビゲームなどは、4K 120Hzなどの高画質で楽しめる製品も増えています。HDMI2.1に対応していると次のメリットがあります。

・4K 120Hz対応
・VRR対応

AMD FreeSync Premium対応で、ティアリング（映像の乱れ）を抑えたり、4K 120Hzのなめらかな映像でゲームも快適に楽しむことができます。しかし、UP8000シリーズは、HDMI2.1非対応のモデルなので、これらを利用することができません。4K 60Hzまでになりますのでご注意ください。

画像引用：LG

録画機能は注意（内蔵しているチューナーは少なめ）

UP8000シリーズは、内蔵しているチューナーが数が少なめのシリーズです。

・4Kチューナー：1系統
・地デジチューナー：2系統
・BS/CSチューナー：2系統

そのため、裏番組録画に関しては、4K放送はできず、地デジやBS/CSは1番組のみです。裏番組録画をよく活用される方は、この点にはご注意ください。

UP8000シリーズはこんな方におすすめ

「とにかくコスパ重視でネット動画も楽しめる4K液晶テレビが良い」という方には、LGのUP8000シリーズはとてもおすすめです。非常にお求めやすい価格で、4K液晶テレビを購入することができます。

しかし、倍速やHDMI2.1（4K 120HzやFreeSyncなど）に非対応である点にはご注意ください。

非常にお求めやすい43V型

大画面もお求めやすい55V型

UP8000シリーズの仕様

※43V/50V/55V型を抜粋

型式	43UP8000PJB	50UP8000PJB	55UP8000PJB
画面ｻｲｽﾞ	43V型	50V型	55V型
解像度	4K
ﾊﾟﾈﾙ方式	IPS	VA	IPS
ﾊﾞｯｸﾗｲﾄ	直下型
倍速	非対応
4Kﾁｭｰﾅｰ	1
地ﾃﾞｼﾞﾁｭｰﾅｰ	2
BS/CSﾁｭｰﾅｰ	2
ｽﾋﾟｰｶｰ	ﾌﾙﾚﾝｼﾞ x 2
HDMI数	HDMI2.0 x 3
ARC	対応（eARC）
LAN端子	1
無線LAN	対応
番組録画	外付けHDDで対応可能
外形寸法 スタンド含む	96.7 x 62.2 x 21.6cm	112.1 x 70.8 x 23.2cm	123.5 x 77.2 x 23.2cm
重量 スタンド含む	8.9kg	11.9kg	14.2kg
付属品	標準リモコン（電池含む）、取扱説明書、転倒防止部品など

非常にお求めやすい43V型

大画面もお求めやすい55V型