ゲーミングモニターの購入を検討中。JAPANNEXTの
・X-360(JN-IPS245FHDR360)
このモデルはどんな特徴のモニター?注意点とかある?
こんな質問にお答えします。
・X-360(JN-IPS245FHDR360)の特徴や注意点をご紹介します
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します
X-360のレビュー
安心の日本企業のJAPANNEXTの高コスパのゲーミングモニター
JAPANNEXTは、日本の千葉県に本社があり、低価格でお求めやすくコスパが良いと評判が良いモニターを販売している企業です。今回は、X-360(JN-IPS245FHDR360)の特徴と注意点をご紹介します。
特徴や注意点
普段使いも快適なIPSパネルを採用
モニターは、採用する液晶パネルの種類によって映像の特性が大きく変わります。モニターで採用されることが多いTNパネル、VAパネルは、ななめから見ると色が変わりやすいという特徴があります。X-360は、1920 x 1080(画素数)の『IPSパネル』と呼ばれるタイプの液晶パネルを採用しています。
IPSパネルは、画面をななめから見ても色の変化が少ない(視野角が広い)ので、ゲームだけではなく事務作業や動画の視聴などの普段使いも快適に行うことができます。
本格的なゲーミングのスペック
X-360は、高速のリフレッシュレート(DP:最大360Hz)、応答速度が最小1ms(MPRT)なので、なめらかでぶれを抑えた映像でゲームを楽しむことができます。
また、FreeSyncにも対応していますので、ティアリング(映像の乱れ)を抑えた安定した映像で快適にゲームをプレイできます。
スピーカーを内蔵
ゲーミングモニターは、スピーカーを搭載していないモデルも少なくないのですが、X-360は、モニター本体にスピーカーを内蔵しています。内蔵スピーカーの音質に期待し過ぎは禁物ですが、やはりスピーカー内蔵は何かと便利なことが多いです。
位置調整を細かく調整しやすい
X-360は、チルト、スイベル、高さ調整、ピボット(縦回転)に対応していますので、疲れにくい状態に細かく調整することが可能です。
HDR対応ですが注意が必要
モニターは、夜空と花火、室内と屋外のような光の明暗が大きい映像を表現するのは苦手です。明るい方に合わせると暗い部分が黒くつぶれてしまったり、暗い部分に合わせると明るい部分が白く飛んでしまいます。光の明暗が大きい映像をバランス良く表現する技術が『HDR』です。
HDR非対応①
外に合わせると室内が黒くつぶれる
HDR非対応②
室内に合わせると外が白く飛ぶ
HDR対応
室内と外のバランスが良い
画像引用:EIZO
X-360は、HDR対応のモデルになっていますので、光の明暗もきれいに表現してくれます。ただし、HDR10と呼ばれる「HDRにとりあえず対応している」という規格ですので過度の期待はしない方が良さそうです。
HDMI入力は240Hzまで
X-360は、DisplayPortで接続時は最大360Hzの高速のリフレッシュレートでゲームを楽しむことができますが、HDMIで接続する場合は最大240Hzまでですのでご注意ください。
X-360はこんな方におすすめ
「普段使いもきれいな映像で楽しめる本格的なゲーミングモニターが良い」という方には、JAPANNEXTのX-360はおすすめです。ただし、HDMIでの接続時は最大リフレッシュレートは240Hzまで点などはご注意ください。
気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
X-360の仕様
型番 | X-360 JN-IPS245FHDR360 |
画面サイズ | 24.5インチ |
解像度 | 1920 x 1080 |
パネル方式 | IPS (非光沢) |
リフレッシュレート | DP:最大360Hz HDMI:最大240Hz |
応答速度 | 1ms(MPRT) |
FreeSync | 対応 |
HDR | HDR10 |
スピーカー | あり |
イヤホン出力 | あり |
VESAマウント | 100 x 100 mm |
外形寸法 ※スタンド含む |
55.7 x 18.5 x 35.8~50.8cm |
本体重量 ※スタンド含む |
5.0kg |
位置調整 | チルト、スイベル、高さ、ピボット |
インターフェース | DisplayPort x 2 HDMI x 1 |