テレビの購入を検討中。
・32S5400(TCL)
・32S5402(TCL)
この2つのテレビの違いは何?注意点とかあるの?購入者の感想を聞いてみたいな。
こんな質問にお答えします。
・TCLの32S5400/32S5402の違いや注意点をご紹介します。
・購入者の感想をご紹介します。
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します
32S5400/32S5402の違い
TCLは、テレビ販売台数が世界2位(2019年)になるほど、世界中で選ばれている中国の家電メーカーです。32S5400/32S5402は、どちらもTCLのフルハイビジョンのテレビで、結論から申し上げると実質同じモデルです。
販売先の違い
32S5400は、ビッグカメラやJoshinなど向けのモデル、32S5402は、XPRICEなど向けのモデルになっていますが、テレビの性能に関しての違いはありません。
次は、32S5400/32S5402を選ぶ際の共通の注意点や特徴をご紹介します。今後はまとめて『S5400シリーズ』と表記します。
S5400シリーズの注意点や特徴
ネット動画や地デジも高画質で楽しめる
美しい映像を楽しむためにテレビメーカーは独自に、画像処理エンジンを開発しています。S5400シリーズは、『Algo Engine Lite』を採用することで、繊細さ、色彩、コントラスト(色のメリハリ)などの補正を行うことで高画質を実現します。
Algo EngineLiteのイメージ
Google TV内蔵でネット動画も楽しめる
S5400シリーズは、『Google TV』を内蔵していますので、ご自宅のWi-Fiに接続をするとYouTubeなどのネット動画もテレビの画面で楽しむことができます。また、リモコンには『ダイレクトボタン』が配置されていますので、そちらを押すとワンプッシュでネット動画のアプリを起動できるのも便利です。
Google TV
画面をななめから見ると白っぽくなりやすい
S5400シリーズは、正面から見るとコントラスト(色のメリハリ)がしっかりとした映像を楽しめますが、ななめから見ると白っぽくなりやすい『VAパネル』を採用しています。
そのため、お部屋のレイアウトの関係で「テレビをななめから見る機会が多い」という方は、ご注意ください。
速い動きをなめらかに表現する倍速は非対応
テレビは1秒間に60コマの画像を切り替えて動きを表現していますが、スポーツなどの動きが速い映像ではコマが足りずにカクカクとした印象の映像になる場合があります。コマとコマの間に中間の補正画像を生成して追加して、1秒間に120コマにすることで、よりなめらかな映像にするのが『倍速』と呼ばれる機能です。
S5400シリーズは、倍速は非対応です。ご注意ください。
S5400シリーズの購入者の声
※実質同じ32S5401の購入者の声を抜粋
・コスパ最高。映像がとてもきれい
・とても良い買い物ができた。
・スピーカーの音質はいまいち
・リモコンのボタンが多く慣れが必要
ご希望別のおすすめモデル
気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!