モニターの購入を検討中。
・32SQ730S-W(LG)
このモデルはどんな特徴のモニター?注意点とかある?購入者の感想を聞いてみたいな。
こんな質問にお答えします。
・32SQ730S-Wの特徴や注意点をご紹介します
・購入者の感想をご紹介します
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します
32SQ730S-Wのレビュー
LGは、韓国の企業でお求めやすい価格と良質な品質で世界中で愛されているモニターやテレビを販売しています。今回は、32SQ730S-Wの特徴や注意点をご紹介します。
特徴や注意点
VAパネルを採用している点は注意
モニターは、採用する液晶パネルの種類によって映像の特性が大きく変わります。モニターで採用されることが多いTNパネルやVAパネルは、ななめから見ると色が変わりやすいという特徴があります。32SQ730S-Wは、3840 x 2160(画素数)の『VAパネル』を採用しています。
VAパネルは、正面からはコントラスト(色のメリハリ)が引き締まった美しい映像を楽しむことができますが、IPSパネルと比較するとななめから見た時に色が変わりやすい(視野角がせまい)というポイントはご理解の上で選ぶようにされてください。
豊富なネット動画を楽しめる
32SQ730S-Wは、ネット動画を視聴するための機能を内蔵しているので、ご自宅のWi-Fi(無線LAN)に接続するとYouTubeなどのネット動画を楽しむことができます。また、リモコンにダイレクトボタンも搭載されているので、より手軽にネット動画も楽しむことができます。
便利なダイレクトボタン
画像引用:LG
HDR対応ですが注意が必要
モニターは、夜空と花火、室内と屋外のような光の明暗が大きい映像を表現するのは苦手です。明るい方に合わせると暗い部分が黒くつぶれてしまったり、暗い部分に合わせると明るい部分が白く飛んでしまいます。光の明暗が大きい映像をバランス良く表現する技術が『HDR』です。
HDR非対応①
外に合わせると室内が黒くつぶれる
HDR非対応②
室内に合わせると外が白く飛ぶ
HDR対応
室内と外のバランスが良い
画像引用:EIZO
32SQ730S-Wは、HDR対応のモデルになっていますので、光の明暗もきれいに表現してくれます。ただし、HDR10と呼ばれる「HDRにとりあえず対応している」という規格ですので過度の期待はしない方が良さそうです。
位置調整はチルトと高さ調整のみ
32SQ730S-Wは、チルトと高さ調整のみしか調整できないモデルになります。そのため、「スイベルやピボットもしたい」という方はご注意ください。
※チルト、高さ調整のみ対応です
購入者の声
・4Kで画質がとてもきれい
・リモコン操作も簡単で良い
・電源オンに時間がかかる
・HDMI入力が2個と少ない
32SQ730S-Wはこんな方におすすめ
「きれいな映像でゲームや映画、ネット動画も楽しみたい」という方には、LGの32SQ730S-Wはおすすめです。ただし、VAパネルを採用している点、位置調整はチルトと高さ調整のみの点にはご注意ください。
気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
32SQ730S-Wの仕様
型番 | 32SQ730S-W |
画面サイズ | 31.5インチ |
解像度 | 3840 x 2160 |
パネル方式 | VA(アンチグレア) |
リフレッシュレート | 60Hz |
HDR | HDR10 |
スピーカー | 5W + 5W |
Wi-Fi(無線LAN) | 対応 |
外形寸法 ※スタンド含む |
71.4 x 26.0 x 48.7~59.7 cm |
本体重量 ※スタンド含む |
9.1 kg |
位置調整 | チルト、高さ調整 |
インターフェース | HDMI x 2 USB-C x 1 USB-A x 3 |