ゲーミングモニターの購入を検討中。
・XV272UF3bmiiprx(Acer)
このモデルはどんな特徴のモニター?注意点とかある?
こんな質問にお答えします。
・XV272UF3bmiiprxの特徴や注意点をご紹介します
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します
世界で選ばれているAcerの高コスパのゲーミングモニター
Acerは、モニターやパソコン関係の機器を販売してる世界的な台湾の企業です。今回は、XV272UF3bmiiprxの特徴や注意点をご紹介します。
特徴や注意点
普段使いも快適なIPSパネルを採用
モニターは、採用する液晶パネルの種類によって映像の特性が大きく変わります。モニターで採用されることが多いTNパネル、VAパネルは、ななめから見ると色が変わりやすいという特徴があります。XV272UF3bmiiprxは、『IPSパネル』と呼ばれるタイプの液晶パネルを採用しています。
IPSパネルは、画面をななめから見ても色の変化が少ない(視野角が広い)ので、ゲームだけではなく事務作業や動画の視聴などの普段使いも快適に行うことができます。
本格的なゲーミングのスペック
XV272UF3bmiiprxは、高速のリフレッシュレート(最大300Hz)、応答速度が最小0.5ms(GtG)なので、なめらかでぶれを抑えた映像でゲームを楽しむことができます。
また、FreeSync Premiumにも対応していますので、ティアリング(映像の乱れ)を抑えた安定した映像で快適にゲームをプレイできます。
スピーカーも内蔵
ゲーミングモニターは、スピーカーを搭載していないモデルも少なくないのですが、XV272UF3bmiiprxは、モニター本体にスピーカーを内蔵しています。内蔵スピーカーの音質に期待し過ぎは禁物ですが、やはりスピーカー内蔵は何かと便利なことが多いです。
細かく位置調整を行うことが可能
XV272UF3bmiiprxは、チルト、スイベル、高さ調整、ピボット(縦回転)に対応していますので、疲れにくい状態に細かく調整することが可能です。
光の明暗を美しく表現するHDR対応
モニターは、夜空と花火、室内と屋外のような光の明暗が大きい映像を表現するのは苦手です。明るい方に合わせると暗い部分が黒くつぶれてしまったり、暗い部分に合わせると明るい部分が白く飛んでしまいます。光の明暗が大きい映像をバランス良く表現する技術が『HDR』です。
HDR非対応①
外に合わせると室内が黒くつぶれる
HDR非対応②
室内に合わせると外が白く飛ぶ
HDR対応
室内と外のバランスが良い
画像引用:EIZO
XV272UF3bmiiprxは、DisplayHDR 400というHDR規格を満たしたモデルになっていますので、光の明暗もきれいに表現してくれます。
画素数はWQHDなので注意
モニターは、画面に細かいドットが並べられており、1つ1つがさまざまな色に光ることで映像を表現します。この画面を構成するドットの数を画素数と呼びます。XV272UF3bmiiprxは、高画質で有名な4Kではなく『WQHD』のモニターになります。4KとWQHDでは、画面に並べられたドットの数が違います。
【4K】
横3840 x 縦2160 個のドット
【WQHD】
横2560 x 縦1440 個のドット
XV272UF3bmiiprxはこんな方におすすめ
「普段使いもきれいな映像で楽しめる本格的なゲーミングモニターが良い」という方には、AcerのXV272UF3bmiiprxはおすすめです。ただし、4KではなくWQHD(2560×1440)のモデルの点にはご注意ください。
気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
XV272UF3bmiiprxの仕様
型番 | XV272UF3bmiiprx |
画面サイズ | 27インチ |
解像度 | 2560 x 1440 |
パネル方式 | IPS (非光沢) |
リフレッシュレート | 最大300Hz |
応答速度 | 1ms (GtG) 最小0.5ms(GtG) |
HDR | DisplayHDR 400 |
スピーカー | あり |
ヘッドホン出力 | あり |
VESAマウント | 100 x 100 mm |
外形寸法 ※スタンド含む |
61.4 x 24.8 x 39.9~54.9 cm |
本体重量 ※スタンド含む |
6.2 kg |
位置調整 | チルト、スイベル、高さ調整、ピボット |
VRR | AMD FreeSync Premium |
インターフェース | DisplayPort x 1 HDMI x 2 |