
テレビの購入を検討中。
・40V5C(TCL)
このテレビは、どんな特徴の製品?注意点とかあるの?
こんな質問にお答えします。
・40V5Cの特徴や注意点をご紹介します

映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します。
40V5Cのレビュー・注意点
世界中で選ばれているTCLの高コスパの格安スマートテレビ
TCLは2019年にテレビの販売台数が世界第2位を記録するほど世界的に有名な中国の会社で、40V5CはTCLのGoogle TVを搭載した40V型のフルHD(フルハイビジョン)のテレビです。非常にお求めやすい価格が魅力ですが、注意点もございますので合わせてご紹介します。
40V5Cの注意点や特徴
量子ドット技術採用で豊かな色を表現
40V5Cは『量子ドット技術』を採用しているのが大きな特徴です。量子ドットとは、バックライトに青色LEDを使用することで、通常の液晶パネルよりもより豊富な色を表現できる技術です。そのため深みのある色彩を楽しむことができます。
豊富なネット動画を楽しめる
40V5Cは、Google TVを内蔵しているので、ご自宅のWi-Fi(無線LAN)に接続するとYouTubeなどのネット動画を楽しむことができます。
Google TV内蔵でネット動画も豊富
画像引用:TCL
画面をななめから見ると白っぽくなりやすい
40V5Cは、正面から見るとコントラスト(色のメリハリ)がしっかりとした映像を楽しめますが、ななめから見ると白っぽくなりやすい『VAパネル』を採用しています。
そのため、お部屋のレイアウトの関係で「テレビをななめから見る機会が多い」という方は、ご注意ください。
4Kではないので注意
テレビは、画面に細かいドットが並べられており、1つ1つがさまざまな色に光ることで映像を表現します。この画面を構成するドットの数を画素数と呼びます。40V5Cは、高画質で有名な4Kのテレビではなく『フルHD(フルハイビジョン)』のテレビになります。4KとフルHDでは、画面に並べられたドットの数が違います。
【4K】
横3840 x 縦2160 個のドット
【フルHD】
横1920 x 縦1080 個のドット
そのため、40V5Cでは、4Kのような繊細な映像は期待できませんのでご注意ください。
4Kなどの映像信号は入力不可
最近のゲームなどは、4Kやフルハイビジョン(1920×1080)の144Hzなどの映像で楽しめる製品もありますが、40V5Cは、そのような映像信号には対応していません。HDMI端子に入力できる映像は最大で1920×1080 60Hzまでになりますのでご注意ください。
40V5Cはこんな方におすすめ
「ネット動画も楽しめる40V型の低価格なテレビを探している」という方には、40V5Cはおすすめです。かなりお求めやすい価格で高機能なGoogle TVを購入できます。ただし、ななめから見ると白っぽくなりやすい点、4Kなどの映像をHDMI端子に入力できない点(最大1920 x 1080 60Hz)は、ご注意ください。

気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
仕様について
型式 | 40V5C |
画面サイズ | 40V型 |
解像度 | 1920 x 1080 |
地デジチューナー | 2 |
BS/CSチューナー | 2 |
HDMI数 | 2 |
Wi-Fi内蔵 | 対応 |
ネット動画 | 対応 |
HDD録画 | 対応(外付けHDD別売り) |
壁かけ | 対応可能 |
外形寸法 ※スタンド含む |
89.2 x 55.8 x 18.4 cm |
重量 ※スタンド含む |
4.63 kg |
付属品 | 取扱説明書、保証書、リモコンなど |