リボ払いで結婚が破談になった女性|情弱の危険な支払い方

社会問題

リボ払いで結婚が破談になった女性|情弱の危険な支払い方

貴子さん(仮名:30歳)

「冷静に考えればやばいサービスよね」

私の両親は厳しい人でした。欲しい物があっても誕生日とクリスマス以外には買ってくれなかったの。だから服やおもちゃをいっぱい買ってもらってる友達がうらやましくて仕方がなかった。

でも大学を卒業して社会人になってからそんな生活とさよならできたのよ。「クレジットカード」があったからね。これがあれば何でも分割で買える。そう思ってた。私は社会人1年目に有名ブランドのバックや財布、コート、それに最新のスマホをクレジットカードのショッピング枠の限度額100万円まで使って買ったの。「良い物」を持っていないと同僚になめられるって思ったからね。この社会人1年目で限度額まで使ったこのクレジットカードが私の人生を変えるなんて思わなかった。

支払い回数を24回払いに設定していた私の毎月の支払いは5万円※1にもなっていた。その当時、私の給料は社会保険料などを引かれた手取りが18万円。そこからマンションや光熱費、食費もかかるからギリギリよ。とりあえず最初の1か月だけ返済したけどこの支払いを続けていくのは無理だと思ったわ。クレジットカード会社からこんな提案があったのはその時よ。

『らくらくリボ』というリボ払いで月の支払いを減らしませんかってね。

よく分からなかったけど「年率15%」で毎月2万円ずつの支払いでOKらしいのよ。年率ってよく分からないけど消費税が10%だから似たようなものかな?くらいに思っていた。だから、私はクレジットカード会社にお願いして約100万円の元金を全てリボ払いに変更してもらったのよ。それからの毎月の返済は楽だったわ。だって今まで5万円返済していたのが2万円で良いのよ。なんか得した気分だった。

そんな私にも25歳の時に良い縁があってね。彼はスラっとした体形に顔も良くて私は彼に夢中になって交際をスタートしたのよ。彼は性格も穏やかで次第に結婚を考えるようになった。そして私が28歳の時に彼からプロポーズを受けて私はもちろん承諾したのよ。翌週には彼のご両親にもあいさつを済ませた。とても優しい雰囲気のご両親で「この人達と家族になるんだ」みたいな幸せな気持ちでいっぱいだった。でもそんな幸せは長くは続かなかったのよ。

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