【独学Python入門㉓】import文とfrom文

今回はちょっと難しいので理解しづらい場合は後からまた理解してもらっても大丈夫です。

import文はモジュールを取り込むために使用します。モジュールとは難しい処理をするための関数の詰め合わせパックのイメージです。printやmax関数などは最初から使用できますが、高機能な処理を実現する関数は「これを使います」という宣言をする必要があります。from文と組み合わせて使用することもありますがまずはimport文からご説明します。

import モジュール名

上記の記述でモジュール(関数詰め合わせ)を読み込むことができます。インタラクティブシェルでmathモジュールをインポートして使用してみます。mathモジュールはラジアン変換関数やsin、cosを計算する関数などの詰め合わせパックです。

#mathモジュールをimport
import math        
math.radians(180)  #ラジアンに変換

まずはmathモジュールをimportしないで試します。

mathは定義されていないとエラーが発生します。次は最初にimport文でmathを宣言します。

180°をラジアンに変換できました。ラジアンは三角関数で出てきましたが、もしも「ラジアンって何?」と思われた方は深く考えずにmathモジュールをインポートしたら難しい計算を実行できたとだけお考え下さい。

次はfrom文をご紹介します。from文の記述の仕方は以下の通りです。

from モジュール名 import 関数名

from文もインタラクティブシェルでテストしてみましょう。

#ラジアン変換関数のみインポート
from math import radians
radians(180)  

先ほどのimport文だけの時と同様にラジアンに変換できました。ただ、こちらはラジアン変換関数を使用時に「math.」を省略することができます。すなわち、from文も使用して宣言した場合は関数使用時にモジュール名を記述する必要がありません。(モジュール名のmath.をつけてもエラーにはなりません)

今回はラジアン変換関数のみをインポートしましたが「*」を使用するとラジアン変換関数だけでなくmathモジュールの全ての関数をインポートできます。

from モジュール名 import  関数名
from    math     import radians
from    math     import    *  

import文とfrom文はちょっと難易度が高いですが、最初はimport文を使用すると難しい処理ができ、from文を使用すると記述する量が減る(モジュール名が省略できる)くらいに考えてもらえると良いかと思います。

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