【エンジニア解説】はんだごて選びの注意点と入門用の定番

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【エンジニア解説】はんだごて選びの注意点と入門用の定番

◆記事のライター◆
・うまし(ハードウェアエンジニア歴15年)
・東京大学や京都大学などの国内の大学や海外の大学向けの電子機器の製品を設計・開発した実績あり

今回は電子工作に使用する「はんだごて」の中で、僕も実際に愛用している超定番をご紹介したいと思います。

こんな人に向けた記事です
・電子工作を始めたい
・はんだごてはどれが良いの?
・買って後悔したくない


価格でだけで選ぶと後悔する

まず、はんだごてを15年間にぎってきた僕が断言します。

価格だけではんだごてを選択してしまうと安物買いの銭失いになる可能性が高いです!

そのため、すぐに買い直す必要が生じて後悔することになってしまいます。はんだごては、武士の刀、料理人の包丁のようなもの。プロの料理人がダイソーの包丁で修業をするでしょうか?

また、安いはんだごては安全面でも不安です。そのため「ちょっとした作業を行うだけだから安物でも良い」ということではなく、安全性を考慮して信頼できるメーカーの製品を購入することをおすすめします。

どんなはんだごてを選ぶべきか

必ず温度調整の機能が付いているものを購入してください。電子工作のご経験のある方は「当たり前じゃないか」と感じた方もおられるかもしれませんが、電子工作の初心者の方はこのことを知らず、温度固定のはんだごてを購入してしまい、すぐに買い直す必要が生じるケースが後を絶ちません。

温度固定のはんだごては料理で例えるなら、弱火か強火のどちらかで作業をし続けるのと同じです。はんだ付けをする場合、小さな部品は低い温度、リード線が太い部品や基板のGND(グランド)などは高い温度ではんだ付けをする必要があります。

こう説明すると大は小を兼ねるという言葉のように高温のはんだごてを購入すると低温も兼ねるのでは?と感じた方もおられるかもしれませんが、これは間違いです。

はんだにはフラックスという物質が含まれています。簡単に説明するとフラックスが含まれているので、はんだがきれいに溶けて流れてはんだ付けを行うことができます。しかし、必要以上に高温にするとフラックスが一瞬で飛んでしまい、はんだ付けの仕上がりが汚く、電気的な信頼性も落ちます。

そのため適切な温度ではんだ付けをするのは基本中の基本です!

安いはんだごてには、この温度調整機能がないものが多いため、すぐに買い直す必要が生じるケースが多いです。

はんだごてだけでは危険すぎる

温度を可変できるはんだごてを買うことの必要性を理解をしてもらった次にもう1点お伝えしたいことがあります。はんだごてだけでは危険すぎます!

はんだごては大変高温になりますが、高温になったはんだごてをそのまま机などに置くのは極めて危険です。やけどや火災の可能性が非常に高くなります。

そのため、高温になったはんだごてを置くための「はんだごてスタンド」もご用意することを強くおすすめします。というか、はんだごてを購入するのであれば、はんだごてスタンドの購入は必須と考えてもらった方が良いです。

間違いなしの超定番

白光 FX600は、はんだごての超定番です。実際に僕も愛用していますが、電源を入れてから作業開始までの速度が非常に早く、作業性も高く、電子工作のベテランの方でも納得の名器です。温度の可変機能を備え、安心の日本製で極めてレビューが高いです。

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レビュー抜粋
・早く購入しなかったのをくやむほど名器
・信頼のMade in Japan
・やはり世界の白光
・これまで温度調節のないものを長年使っていたがこれを1度使ったら戻れない

本当にピンからキリまである「はんだごて」ですが、信頼できるメーカーのものを購入した方が安全性や作業性が高く、結果的に長く愛用できて結果的に経済的です。ぜひ参考にしてもらえるとありがたいです。