ブラック企業のクソ過ぎる仕事|うつ状態になった男の事例

仕事

ブラック企業のクソ過ぎる仕事|うつ状態になった男の事例

達也さん(仮名:32歳)

「誰でもうつ病になる可能性はあるからね」

数年前の同窓会で「うつになったんだよ」って言ってた同級生がいてさ。「お前、神経質すぎじゃない?楽観的に考えないといけないぜ」とか言ってた自分がうつになるなんて思わなかった。こういうのを明日は我が身って言うんだろうな。

僕は高校を卒業してから中古車の営業をずっとやってきたんだ。歩合制で景気が良いときは手取りで月収60万円くらい稼いだ時もあった。社外に営業で出て行かなくても来店されるお客様の応対を適当にしているだけで稼げるような楽な時代もあった。まあ売った分だけ自分に返って来るから仕事のやりがいもあったよ。でも、そんな楽しい時は長くは続かなかった。

僕が精神的に病んだのは5年前に上司が変わったことが原因でした。今までの温厚で優しい上司から鬼のようなパワハラ上司に変わったんだ。以前の上司はノルマ未達でも

「こういう時もある。しょうがない」

と言ってくれる人だったけど新しい上司はノルマを達成できないと本当に暴力的な言動をするんだ。

「親、親せきに頼み込め!土下座してでも売ってこい!それでダメなら自分で乗り換えろ!」

と怒鳴るんだ。本当に参った。しかも何度か本当に自分で乗り換えたからね。さらにこの上司は機嫌が悪い時には僕の机やいすを蹴ったり、物を投げることもあった。いつも僕はビクビクとおびえていたよ。このパワハラ上司に上手にゴマをすって気に入られた同僚もいるけど、僕はゴマをするのが苦手でね。その上司に目を付けられていつも嫌がらせも受けた。

ノルマ未達になるとみんなの前で土下座をさせられた。気になる女性社員も見てたから死にたくなるほどみじめだったよ。円形脱毛症にもなったし、ストレス性の胃腸炎にもなったことがある。

ある時には上司から「あの客から契約を取って来るまで今日は死んでも帰って来るな」と言われて深夜0時までお客様の家で粘ったこともあったよ。隣の部屋から「少しは迷惑を考えろよ」という声も聞こえてきたよ。本当にみじめだった。こんな仕事はとても続けていけないと思って上司に辞表を提出したんだ。すると上司はなんとこう言ってきた。

②へ進む