子供が小学校の登下校中に行方不明になった話|みまもりGPSは必要 

育児と教育

子供が小学校の登下校中に行方不明になった話|みまもりGPSは必要

麻里奈さん(仮名:34歳)

「もう本当にどうしようかと思いました」

うちには小学1年生の息子がいるんです。名前は涼真といいます。涼真は元気がすごく良いのが取り柄なのですが、元気が良すぎてちょっと心配になることもありました。ショッピングセンターに行くと「わー!」と走って行ったり、道路に飛び出したり。ヒヤヒヤすることが少なくありませんでした。

しかし、ついに『あの出来事』が起きてしまいます。

あれは5月の暖かい日のことでした。小学校に入学して少しずつ慣れてきた頃です。3時半には帰宅するはずの涼真が家に帰ってきません。キッチンの壁にかけている時計は3時40分を指しています。テレビからは週間天気予報を読み上げるアナウンサーの声が聞こえて来ます。

(そろそろ帰って気も良いはず・・・)

私はだんだん心配になってきました。最近は変な事件が毎日のように報道されます。数か月前、小学生の女の子が不審な男に声をかけられたので注意してくださいと通知があったのを思い出しました。

時計の針がさらに進んでも涼真は帰ってきません。時計は午後5時15分を指しています。窓から外をのぞくと近所の6年生の男の子も下校しているのが見えました。手にじわっと嫌な汗がにじみました。

(さすがにおかしい・・・遅すぎる)

私の脳裏にこの言葉が浮かびました。

事件に巻き込まれた?

私はあわてて主人に電話しました。

「涼真が・・・まだ帰ってきてないの」

それを聞いた主人も動揺しました。

「本当か?今日はすぐ帰るよ。まずは近所を探してみてくれ。警察に相談するかは俺が帰ってから話し合おう」

私は主人との電話を切ると、涼真がいつも行く登校のルートをたどって小学校に向かいました。

(涼真・・・本当にどこに行ったの!?)

上級生と何人もすれ違いました。しかし、涼真の姿は見当たりません。

(涼真・・・涼真・・・)

私の頭にふと最悪の事態が浮かんでは消え、浮かんでは消えました。気が付くと小学校に到着してしまいました。そのまま職員室に向かうと担任の20代の女性の先生が応対してくれました。

「涼真君は3時前に先生さようならと校門を出たのを私は確認しました。学校内には残っていないはずです。警察に相談しましょうか?」

警察に相談するように先生から提案されましたが、私は主人ともうしばらく探して検討すると伝えました。先生も「ちょっと近辺を探してみます」と言ってくれて、自分の電話番号をメモに書いて私にくれました。

先生にお礼を伝えると主人を待つために、一旦家に帰ることにしました。しかし、事態は急展開を見せました。

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