【LG】NANO75JPA/UQ8000PJCの違い比較・何が違う？

質問する人

テレビの購入を検討中。LGの
・NANO75（2021年モデル）
・UQ8000（2022年モデル）
この2つのシリーズの違いは何？注意点とかあるの？

こんな質問にお答えします。

◆この記事の内容
・NANO75/UQ8000シリーズの違いが分かります
・選ぶ時の注意点をご紹介します

うまし

映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します

NANO75/UQ8000の違いや注意点
NANO75/UQ8000の違い
共通する特徴や注意点
ご希望別のおすすめシリーズ
1. お求めやすい4Kでネット動画も楽しみたい方：UQ8000シリーズ
2. より美しい映像を楽しめるモデルが良い方：NANO75シリーズ

NANO75/UQ8000の違いや注意点

LGは、韓国の企業でお求めやすい価格と良質な品質で世界中で愛されているテレビを販売しています。今回は、細かい部分は省略しつつ、NANO75/UQ8000シリーズの違いや注意点をご紹介します。

NANO75/UQ8000の違い

Nanoセルディスプレイ採用の有無

NANO75シリーズは、Nanoセルディスプレイを採用しているので、緑や赤をより美しく表現することが可能です（UQ8000シリーズは非対応）。

1nmという極小粒子を超精密に敷きつめたLG独創の「NanoCell Display」。これまでノイズが多く発生していた赤や緑の色の純度や濃さが向上。これによりコントラストが強化され、よりクリアで、より鮮明な表現が可能です。

画像引用：LG

NANO75はサイズで液晶パネルの種類が違うので注意

これは、かなり重要なポイントなので、ぜひ購入前にチェックしてもらいたい項目です。NANO75JPAシリーズはサイズで採用している液晶パネルの種類が違います。

テレビには『VAパネル』と『IPSパネル』という2種類の液晶パネルが使用されています。VAパネルは、正面から見る場合は、IPSパネルよりもコントラスト（色のメリハリ）が高く、引き締まった映像を楽しむことができますが、ななめから見ると白っぽくなりやすいという特徴があります。

画像引用：ちもろぐ

そのため、お部屋のレイアウトの関係で「画面をななめから見る機会も多い」という方は、ななめから見ても画質が変わりにくいIPSパネルを選ぶことをおすすめします。

●：VA / ★：IPS

サイズ	NANO75	UQ8000
43V	★	★
50V	●	★
55V	★	★
65V	★	★
75V	–	★

入力端子の数の違い

NANO75/UQ8000シリーズは、HDMIやUSB端子の数に違いがあります。NANO75シリーズの方が、数が多いので、よりたくさんの機器を接続することが可能です。

	NANO75	UQ8000
HDMI端子	3個	2個
USB端子	2個	1個

共通する特徴や注意点

ネット動画も楽しめる

NANO75/UQ8000シリーズは、どちらもネット動画を視聴するための機能を内蔵しているので、ご自宅のWi-Fiに接続するとYouTubeなどのネット動画もテレビの画面で楽しむことができます。

画像引用：LG

AIサウンドに対応

NANO75/UQ8000シリーズは、音声調整機能である『AIサウンド』に対応しています。AIサウンドとは、現在視聴中の映像のジャンルをAIが分析して

・音声
・映画
・音楽

上記の3種類に分類し、ジャンルに合わせた最適な条件で5.1chサウンドに変換してくれる便利な機能です。

画像引用：LG

スポーツもなめらかに楽しむための倍速は非対応

テレビは1秒間に60コマの画像を切り替えて動きを表現していますが、スポーツなどの動きが速い映像ではコマが足りずにカクカクとした印象の映像になる場合があります。コマとコマの間に中間の補正画像を生成して追加して、1秒間に120コマにすることで、よりなめらかな映像にするのが『倍速』と呼ばれる機能です。