ゲーミングモニターの購入を検討中。
・EX-LDGCU271DB(IODATA)
このモデルはどんな特徴のモニター?注意点とかある?購入者の感想を聞いてみたいな。
こんな質問にお答えします。
・EX-LDGCU271DBの特徴や注意点をご紹介します
・購入者の感想をご紹介します
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します
EX-LDGCU271DBのレビュー
安心の日本企業のIODATAの高コスパのゲーミングモニター
IODATAは、パソコン周辺機器の販売を行っている日本の企業です。IODATAのモニターはお求めやすい価格が魅力で人気があります。今回は、EX-LDGCU271DBの特徴と注意点をご紹介します。
特徴や注意点
普段使いも快適なADSパネルを採用
モニターは、採用する液晶パネルの種類によって映像の特性が大きく変わります。モニターで採用されることが多いTNパネルやVAパネルは、ななめから見ると色が変わりやすいという特徴があります。EX-LDGCU271DBは、3840 x 2160(画素数)の『ADSパネル』を採用しているモデルになります。
ADSパネルは、IPSパネルと実質同じです。
ADSパネルは、画像のIPSパネルと実質同じで画面をななめから見ても色の変化が少ない(視野角が広い)ので、ゲームだけではなく事務作業や動画の視聴などの普段使いも快適に行うことができます。
スピーカーを内蔵
ゲーミングモニターは、スピーカーを搭載していないモデルも少なくないのですが、EX-LDGCU271DBは、モニター本体にスピーカーを内蔵しています。内蔵スピーカーの音質に期待し過ぎは禁物ですが、やはりスピーカー内蔵は何かと便利なことが多いです。
最大リフレッシュレートは60Hz
テレビやモニターは、パラパラ漫画のように1秒間に60回(60Hz)の画像を切り替えて動きを表現しています。この1秒間に切り替える回数をリフレッシュレートと呼びますが、リフレッシュレートが高い方が、よりなめらかな映像を楽しめます。
最近のゲーミングモニターは、リフレッシュレート144Hzなどの高速のモデルが増えてきていますが、EX-LDGCU271DBは、最大60Hzとリフレッシュレートは低めのモデルになっていますのでご注意ください。
HDR対応ですが注意が必要
モニターは、夜空と花火、室内と屋外のような光の明暗が大きい映像を表現するのは苦手です。明るい方に合わせると暗い部分が黒くつぶれてしまったり、暗い部分に合わせると明るい部分が白く飛んでしまいます。光の明暗が大きい映像をバランス良く表現する技術が『HDR』です。
HDR非対応①
外に合わせると室内が黒くつぶれる
HDR非対応②
室内に合わせると外が白く飛ぶ
HDR対応
室内と外のバランスが良い
画像引用:EIZO
EX-LDGCU271DBは、HDR対応のモデルになっていますので、光の明暗もきれいに表現してくれます。ただし、HDR10と呼ばれる「HDRにとりあえず対応している」という規格ですので過度の期待はしない方が良さそうです。
位置調整はチルトのみ
EX-LDGCU271DBは、チルトのみしか調整できないモデルになります。そのため、「スイベルや高さ調整もしたい」という方はご注意ください。
※チルトのみ調整可能です
購入者の声
・映像がとにかくきれい
・画質はかなり良い。買って良かった
・音は少しこもり気味
・唯一の不満が内蔵スピーカーの音質
EX-LDGCU271DBはこんな方におすすめ
「普段使いもきれいな映像で楽しめるゲーミングモニターが良い」という方には、IODATAのEX-LDGCU271DBはおすすめです。ただし、位置調整がチルトのみの点、リフレッシュレートが最大60Hzである点などはご注意ください。
気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
EX-LDGCU271DBの仕様
型番 | EX-LDGCU271DB |
画面サイズ | 27インチ |
解像度 | 3840 x 2160 |
パネル方式 | ADS (非光沢) |
リフレッシュレート | 最大60Hz |
応答速度 | 18ms(GtG) ※最小4ms (GtG) |
HDR | HDR10 |
スピーカー | あり |
ヘッドホン出力 | あり |
VESAマウント | 100 x 100 mm |
外形寸法 ※スタンド含む |
61.4 x 23.5 x 43.0 cm |
本体重量 ※スタンド含む |
6.3 kg |
位置調整 | チルト |
VRR | AMD FreeSync |
インターフェース | DisplayPort x 1 HDMI x 2 |