ゲーミングモニターの購入を検討中。
・QG221QHbmiix(Acer)
このモデルはどんな特徴のモニター?注意点とかある?購入者の感想を聞いてみたいな
こんな質問にお答えします。
・QG221QHbmiixの特徴や注意点をご紹介します
・購入者の感想をご紹介します
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します
世界で選ばれているAcerの高コスパのゲーミングモニター
Acerは、モニターやパソコン関係の機器を世界中で販売してる台湾の企業です。今回は、QG221QHbmiixの特徴や注意点をご紹介します。
特徴や注意点
本格的なゲーミングのスペック
QG221QHbmiixは、高速のリフレッシュレート(最大100Hz)、応答速度が1ms(VRB)なので、なめらかでぶれを抑えた映像でゲームを楽しむことができます。
また、AMD FreeSyncにも対応していますので、ティアリング(映像の乱れ)を抑えた安定した映像で快適にゲームをプレイできます。
VAパネルを採用している点は注意
モニターは、採用する液晶パネルの種類によって映像の特性が大きく変わります。モニターで採用されることが多いTNパネルやVAパネルは、ななめから見ると色が変わりやすいという特徴があります。QG221QHbmiixは、1920×1080(画素数)の『VAパネル』を採用しています。
VAパネルは、正面からはコントラスト(色のメリハリ)が引き締まった美しい映像を楽しむことができますが、IPSパネルと比較するとななめから見た時に色が変わりやすい(視野角がせまい)というポイントはご理解の上で選ぶようにされてください。
スピーカーを内蔵
ゲーミングモニターは、スピーカーを搭載していないモデルも少なくないのですが、QG221QHbmiixは、モニター本体にスピーカーを内蔵しています。内蔵スピーカーの音質に期待し過ぎは禁物ですが、やはりスピーカー内蔵は何かと便利なことが多いです。
HDRは非対応
モニターは、夜空と花火、室内と屋外のような光の明暗が大きい映像を表現するのは苦手です。明るい方に合わせると暗い部分が黒くつぶれてしまったり、暗い部分に合わせると明るい部分が白く飛んでしまいます。光の明暗が大きい映像をバランス良く表現する技術が『HDR』です。
HDR非対応①
外に合わせると室内が黒くつぶれる
HDR非対応②
室内に合わせると外が白く飛ぶ
HDR対応
室内と外のバランスが良い
画像引用:EIZO
QG221QHbmiixは、HDRに非対応のモデルですのでご注意ください。
位置調整はチルトのみ
QG221QHbmiixは、チルトのみしか調整できないモデルになります。そのため、「スイベルや高さ調整もしたい」という方はご注意ください。
※チルトのみです
DisplayPortは非対応
QG221QHbmiixは、DisplayPort入力を搭載していません。HDMIとアナログRGBのみのモデルになっています。そのため、「DisplayPortでパソコンと接続したい」とお考えの方はご注意ください。
購入者の声
・とにかくきれい。価格以上にきれいな画質
・スピーカー内蔵は良い
・厚みがあるので薄さを追求して欲しい
・内蔵スピーカーの音質が軽い。映画などで迫力がない
QG221QHbmiixはこんな方におすすめ
「普段使いもきれいな映像で楽しめるお求めやすいゲーミングモニターが良い」という方には、AcerのQG221QHbmiixはおすすめです。ただし、VAパネルを採用している点、DisplayPortは搭載していない点、HDR非対応の点、位置調整はチルトのみである点などはご注意ください。
気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
QG221QHbmiixの仕様
型番 | QG221QHbmiix |
画面サイズ | 21.5インチ |
解像度 | 1920 x 1080 |
パネル方式 | VA(非光沢) |
リフレッシュレート | HDMI:最大100Hz アナログRGB:最大75Hz |
応答速度 | 1ms(VRB) |
HDR | 非対応 |
スピーカー | あり |
ヘッドホン端子 | あり |
VESAマウント | 100 x 100 mm |
外形寸法 ※スタンド含む |
49.2 x 37.9 x 22.1 cm |
本体重量 ※スタンド含む |
2.7 kg |
位置調整 | チルトのみ |
VRR | AMD FreeSync |
インターフェース | HDMI1.4 x 2 アナログRGB x 1 |