ゲーミングモニターの購入を検討中。
・G24C4(MSI)
このモデルはどんな特徴のモニター?注意点とかある?購入者の感想を聞いてみたいな。
こんな質問にお答えします。
・G24C4の特徴や注意点をご紹介します
・購入者の感想をご紹介します
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します
G24C4のレビュー
G24C4は、パソコン本体や関連製品の販売を行っているMSIのモニターです。今回は、G24C4Pの特徴や注意点をご紹介します。
特徴や注意点
曲面モニターでより臨場感のある映像を楽しめる
G24C4は、曲面タイプ(1500R:半径1.5mのカーブ)のゲーミングモニターになっています。
曲面モニターは臨場感がある映像でゲームを楽しむことができますが、「慣れ」が必要で人によっては「酔う」こともあります。曲面モニターの購入を検討する際には、この点をご理解の上で購入することを強くおすすめします。
VAパネルを採用
モニターは、採用する液晶パネルの種類によって映像の特性が大きく変わります。モニターで採用されることが多いTNパネル、VAパネルは、ななめから見ると色が変わりやすいという特徴があります。G24C4は、1920 x 1080(画素数)の『VAパネル』を採用しています。
VAパネルは、正面からはコントラスト(色のメリハリ)が引き締まった美しい映像を楽しむことができますが、ななめから見た時に色が変わりやすい(視野角がせまい)というポイントはご理解の上で選ぶようにされてください。
本格的なゲーミングのスペック
G24C4は、高速のリフレッシュレート(最大144Hz)、応答速度が最小1ms(MPRT)なので、なめらかでぶれを抑えた映像でゲームを楽しむことができます。
また、FreeSync Premiumにも対応していますので、ティアリング(映像の乱れ)を抑えた安定した映像で快適にゲームをプレイできます。
HDRは非対応
モニターは、夜空と花火、室内と屋外のような光の明暗が大きい映像を表現するのは苦手です。明るい方に合わせると暗い部分が黒くつぶれてしまったり、暗い部分に合わせると明るい部分が白く飛んでしまいます。光の明暗が大きい映像をバランス良く表現する技術が『HDR』です。
HDR非対応①
外に合わせると室内が黒くつぶれる
HDR非対応②
室内に合わせると外が白く飛ぶ
HDR対応
室内と外のバランスが良い
画像引用:EIZO
G24C4は、HDR非対応のモデルですのでご注意ください。
位置調整はチルトのみ
G24C4は、チルトしか調整できません。高さ調整、スイベル、ピボットは非対応です。そのため、「モニターを細かく調整したい」という方はご注意ください。
※チルトのみ対応です
スピーカーはなし
ゲーミングモニターは、スピーカーを搭載していないモデルも多いのですが、G24C4もスピーカーを内蔵していないモデルです。そのため、ヘッドホンや外付けスピーカーをご用意してもらう必要がありますのでご注意ください。
G24C4の購入者の声
・コスパが良い。映像がとてもきれい
・湾曲だが見づらいとかはなかった
・曲面に慣れるまでに少し時間がかかった
・ACアダプターが場所を取る
G24C4はこんな方におすすめ
「曲面モニターで没入感のある映像でゲームを楽しみたい」という方には、MSIのG24C4はおすすめです。ただし、曲面モニターは慣れが必要で酔う方がおられる点、位置調整はチルトのみしか対応していない点、スピーカーは内蔵していない点などにはご注意ください。
気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
G24C4の仕様
型番 | Optix G24C4 |
画面サイズ | 23.6インチ |
解像度 | 1920 x 1080 |
パネル方式 | VA (ノングレア) 曲面:1500R |
リフレッシュレート | 最大144Hz |
応答速度 | 1ms (MPRT) |
HDR | 非対応 |
スピーカー | なし |
ヘッドホン出力 | あり |
VESAマウント | 100 x 100 mm |
外形寸法 ※スタンド含む |
53.7 x 22.5 x 42.9 cm |
本体重量 ※スタンド含む |
3.4 kg |
位置調整 | チルト |
VRR | AMD FreeSync Premium |
インターフェース | DisplayPort x 1 HDMI x 2 |