【BenQ】EX270Mのレビュー・注意点・感想・評判・口コミ

こんな質問にお答えします。

EX270Mのレビュー

BenQは、ゲーミングモニターや事務用モニターで有名な台湾の企業です。今回は、BenQのEX270Mの特徴や注意点をご紹介します。

特徴や注意点

普段使いも快適なIPSパネルを採用

モニターは、採用する液晶パネルの種類によって映像の特性が大きく変わります。モニターで採用されることが多いTNパネル、VAパネルは、ななめから見ると色が変わりやすいという特徴があります。EX270Mは、1920 x 1080（画素数）の『IPSパネル』と呼ばれるタイプの液晶パネルを採用しています。

画像引用：RTINGS

IPSパネルは、画面をななめから見ても色の変化が少ない（視野角が広い）ので、ゲームだけではなく事務作業や動画の視聴などの普段使いも快適に行うことができます。

本格的なゲーミングのスペック

EX270Mは、高速のリフレッシュレート（最大240Hz）、応答速度が1ms（MPRT）なので、なめらかでぶれを抑えた映像でゲームを楽しむことができます。

また、FreeSync Premiumにも対応していますので、ティアリング（映像の乱れ）を抑えた安定した映像で快適にゲームをプレイできます。

スピーカーも内蔵（ウーファーも内蔵）

ゲーミングモニターは、スピーカーを搭載していないモデルも少なくないのですが、EX270Mは、モニター本体にスピーカーを内蔵しているモデルです。さらにウーファーも内蔵しているので、低音も効いた音声を楽しむことができます。

◆スピーカー仕様（EX270M）
・2W x 2
・5W ウーファー

USBハブも搭載

EX270Mは、USBハブが追加されているので、マウスやキーボードなどの機器の配線をすっきりとまとめることができます。

・USB-B（ｱｯﾌﾟｽﾄﾘｰﾑ） x 1
・USB-A（ﾀﾞｳﾝｽﾄﾘｰﾑ） x 2

画像引用：BenQ

光の明暗を美しく表現するHDR対応

モニターは、夜空と花火、室内と屋外のような光の明暗が大きい映像を表現するのは苦手です。明るい方に合わせると暗い部分が黒くつぶれてしまったり、暗い部分に合わせると明るい部分が白く飛んでしまいます。光の明暗が大きい映像をバランス良く表現する技術が『HDR』です。

HDR非対応①
外に合わせると室内が黒くつぶれる

HDR非対応②
室内に合わせると外が白く飛ぶ

HDR対応
室内と外のバランスが良い
画像引用：EIZO

EX270Mは、HDR対応のモデルになっていますので、光の明暗もきれいに表現してくれます。ただし、HDR10と呼ばれる「HDRにとりあえず対応している」という規格ですので過度の期待はしない方が良さそうです。

位置調整を細かく調整しやすいがピボットは非対応

EX270Mは、チルト、スイベル、高さ調整に対応していますので、疲れにくい状態に細かく調整することが可能です。ただし、ピボット（縦回転）は非対応ですのでご注意ください。

※ピボットは非対応です

画像引用：BenQ

リモコンはなし

モニターの設定変更を行う時、リモコンで操作できると便利ですが、EX270Mはリモコンを付属していないモデルですのでご注意ください。

購入者の声

・全てにおいて使いやすい
・とてもきれいで繊細な映像が楽しめる
・色彩が豊かなディスプレイ
・非常に小さい音量の音は再生されない仕様になっているらしい。音重視で購入することはおすすめしない

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EX270Mはこんな方におすすめ

「普段使いもきれいな映像で楽しめる本格的なゲーミングモニターが良い」という方には、BenQのEX270Mはおすすめです。ただし、リモコンは付属していない点、ピボットには非対応の点などは注意ください。

EX270Mのスペック

型番	EX270M
画面サイズ	27インチ
解像度	1920 x 1080
パネル方式	IPS（ノングレア）
リフレッシュレート	最大240Hz
応答速度‎	1ms MPRT
HDR	HDR10
スピーカー	・2W x 2 ・5W ウーファー
ヘッドフォンジャック	あり
VESAマウント	100 x 100 mm
外形寸法 ※スタンド含む	61.4 x 19.4 x 42.6～52.6 cm
本体重量 ※スタンド含む	6.4 kg
位置調整	チルト、スイベル、高さ調整
VRR	FreeSync Premium
インターフェース	DisplayPort1.4 x 1 HDMI2.0 x 2 USB-B（ｱｯﾌﾟｽﾄﾘｰﾑ） x 1 USB-A（ﾀﾞｳﾝｽﾄﾘｰﾑ） x 2