
テレビの購入を検討中。SONYの
・X85K(2022年モデル)
・X85L(2023年モデル)
この2つのシリーズの違いは何?どちらがおすすめ?購入者の感想を聞いてみたいな。
こんな質問にお答えします。
・X85K/X85Lシリーズの違いをご紹介します。
・ご希望別のおすすめをご紹介します。
・購入者の感想をご紹介します

映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します
X85K/X85Lの違いを解説

違いをより深く理解してもらうために、まずは共通点を簡単にご紹介します
X85K/X85Lの共通点
あらゆる映像を4Kの高画質で楽しめる
地デジやネット動画、DVDなどのような低解像度(画質があらい映像)も、X85K/X85Lシリーズはアップコンバート機能によって4Kの細かく美しい画質で楽しむことができます。
豊富なネット動画を手軽に楽しめる
ご自宅のWi-Fiに接続するとYouTubeなどのネット動画をテレビの画面で楽しむことができます。また、リモコンのショートカットボタンを押すとワンプッシュでネット動画の機能を起動することができるので、より手軽にネット動画を視聴することができます。
豊富なネット動画に対応
ダイレクトボタンを配置
画像引用:SONY
ハンズフリー機能も対応
お料理など別の作業をしていて手が離せない時、テレビを声で操作できる『ハンズフリー機能』ですが、X85K/X85Lシリーズも対応しています。そのため、声でボリューム調整、電源の操作なども行うことができるので便利です。
倍速に対応しスポーツもなめらかな映像
テレビは1秒間に60コマの画像を切り替えて動きを表現していますが、スポーツなどの動きが速い映像ではコマが足りずにカクカクとした印象の映像になる場合があります。コマとコマの間に中間の補正画像を生成して追加して、1秒間に120コマにすることで、よりなめらかな映像にするのが『倍速』と呼ばれる機能です。
X85K/X85Lシリーズは、どちらも倍速に対応していますので、スポーツなどの動きが速い映像もなめらかな映像で楽しむことができます。
X85K/X85Lの違い
直下型LED部分駆動対応の有無(X85Lのみ)
液晶テレビの「画質の良さ」を判断する1つの基準に「黒をどれだけしっかりと黒く表現できるか」というものがあります。液晶テレビは、光(バックライト)を当てることで映像を映し出しているので、夜空や宇宙のような黒い部分にも光が当たってしまい白くなりやすい傾向があります。
X85Lシリーズは、『直下型LED部分駆動』を採用しているため、必要な部分だけに光を当てることで、黒をしっかりと黒く表現できます(X85Kは非採用)
BRAVIA CORE(ブラビアコア)対応の有無(X85Lのみ)
ソニー独自のアプリである『BRAVIA CORE』で最新の映画から過去の名作まで楽しむことができます。見放題(期間あり)や作品の購入、レンタルを行うことができます(X85Kは非対応)
ゲームメニュー/ECOメニュー対応の有無(X85Lのみ)
ゲームに関する設定と省電力に関する設定をそれぞれ集約することで、より手軽に行うことができます(X85Kは非対応)
ゲームメニュー
ブラックイコライザ―やVRRなどを一括設定
ECOメニュー
画像引用:SONY
購入者の声
X85Kシリーズの購入者の声
・画質が最高に良い
・価格は高いがやはりSONY
・Google TVは慣れが必要
X85Lシリーズの購入者の声
・画質はもちろん音質も非常に良い
・倍速なのでなめらかで画質が良い
・内蔵スピーカーは限界を感じる
・ボタンがもう少し大きいと良かった
ご希望別のおすすめモデル

気になる商品はリンク先から購入者のレビューだけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
最新にこだわらないのでお買い得な倍速対応モデルが良い方:X85Kシリーズ
「最新ではなくても良いのでお買い得な方が良い」という方には、X85Kシリーズがおすすめです。2022年モデルということで、型落ち(最新ではない)のモデルなので、価格も下がっており、倍速対応でスポーツもなめらかに楽しめる4K液晶ブラビアをお買い得な価格で購入することができます。
機能が追加された新しい倍速モデルが良い方:X85Lシリーズ
「新しいモデルで便利な機能もいろいろと使ってみたい」という方には、X85Lシリーズがおすすめです。直下型LED部分駆動を採用し、より画質もアップし、ブラビアコア、ゲームメニューやECOメニューが追加されてよりテレビを便利で快適に楽しむことができます。