テレビの購入を検討中。
・QNED75JRAシリーズ(LG)
このシリーズは、どんな特徴のテレビ?注意点はあるの?
こんな質問にお答えします。
・QNED75JRAシリーズの特徴や注意点をご紹介します
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します
QNED75JRAシリーズのレビュー
LGは、韓国の企業でお求めやすい価格と良質な品質で世界中で愛されているテレビを販売しています。今回は、細かい部分は省略しつつ、QNED75JRAシリーズの特徴や注意点をご紹介します。
QNED75JRAシリーズの特徴や注意点
QNED採用でより豊かな色彩を表現
QNED75JRAシリーズは、『QNED』を採用することで、よりあざやかで豊かな色彩を表現することができます。QNEDとは、量子ドットテクノロジーとナノセルカラーテクノロジーを組み合わせることにより、豊かな色彩を表現することができる技術です。
ネット動画も楽しめる
QNED75JRAシリーズは、ネット動画を視聴するための機能を内蔵しているので、ご自宅のWi-Fiに接続するとYouTubeなどのネット動画もテレビの画面で楽しむことができます。
スポーツもなめらかに楽しめる倍速は非対応
テレビは1秒間に60コマの画像を切り替えて動きを表現していますが、スポーツなどの動きが速い映像ではコマが足りずにカクカクとした印象の映像になる場合があります。コマとコマの間に中間の補正画像を生成して追加して、1秒間に120コマにすることで、よりなめらかな映像にするのが『倍速』と呼ばれる機能です。
QNED75JRAシリーズは、倍速には対応していませんので、ご注意ください。
HDMI2.1には非対応(4K 120Hz対応など)
最近のテレビゲームなどは、4K 120Hzなどの高画質で楽しめる製品も増えています。HDMI2.1に対応していると次のメリットがあります。
・4K 120Hz対応
・VRR対応
AMD FreeSync Premium対応で、ティアリング(映像の乱れ)を抑えたり、4K 120Hzのなめらかな映像でゲームも快適に楽しむことができます。しかし、QNED75JRAシリーズは、HDMI2.1非対応のモデルなので、これらを利用することができません。4K 60Hzまでになりますのでご注意ください。
HDMI2.1には非対応です
録画機能は注意(内蔵しているチューナーは少なめ)
QNED75JRAシリーズは、内蔵しているチューナー数が少なめのシリーズです。
・4Kチューナー:1系統
・地デジチューナー:2系統
・BS/CSチューナー:2系統
そのため、裏番組録画に関しては、4K放送はできず、地デジやBS/CSは1番組のみです。裏番組録画をよく活用される方は、この点にはご注意ください。
QNED75JRAシリーズはこんな方におすすめ
「とにかくコスパ重視でネット動画も楽しめる4K液晶テレビが良い」という方には、LGのQNED75JRAシリーズはとてもおすすめです。お求めやすい価格で、4K液晶テレビを購入することができます。しかし、倍速は非対応である点などにはご注意ください。
気になる商品はリンク先から購入者のレビューだけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
QNED75JRAシリーズの仕様
型式 | 43QNED75JRA |
画面サイズ | 43V型 |
解像度 | 4K(3840 x 2160) |
倍速 | 非対応 |
4Kチューナー | 1 |
地デジチューナー | 2 |
BS/CSチューナー | 2 |
HDMI数 | 3 |
ARC/eARC | HDMI2のみ |
LAN端子 | 1 |
無線LAN | 対応 |
番組録画 | 外付けHDDで対応可能 |
外形寸法(cm) スタンド含む |
96.7 x 62.1 x 21.6 cm |
重量(kg) スタンド含む |
9.9 kg |
付属品 | マジックリモコン(電池含む) 取扱説明書、転倒防止部品など |