モニターの購入を検討中。
・32UN500-W(LG)
どんな特徴のモニター?注意点とかある?購入者の感想を聞いてみたいな。
こんな質問にお答えします。
・32UN500-Wの特徴や注意点をご紹介します
・購入者の感想をご紹介します
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します
32UN500-Wのレビュー
世界中で選ばれているLGのお求めやすい4K高画質モニター
LGは、韓国の企業でお求めやすい価格と良質な品質で世界中で愛されているモニターやテレビを販売しています。今回は、32UN500-Wの特徴や注意点をご紹介します。
特徴や注意点
VAパネルを採用している点は注意
モニターは、採用する液晶パネルの種類によって映像の特性が大きく変わります。モニターで採用されることが多いTNパネル、VAパネルは、ななめから見ると色が変わりやすいという特徴があります。32UN500-Wは、3840 x 2160(画素数)の『VAパネル』を採用しています。
VAパネルは、IPSパネルと比較するとななめから見た時に、色が変わりやすい(視野角がせまい)というポイントはご理解の上で選ぶようにされてください。
位置調整はチルトのみ
32UN500-Wは、チルトのみしか調整できないモデルになります。そのため、「スイベルや高さ調整もしたい」という方はご注意ください。
※位置調整はチルトのみです
スピーカーを内蔵
モニターは、スピーカーを搭載していないモデルも少なくないのですが、32UN500-Wは、モニター本体にスピーカーを内蔵しています。内蔵スピーカーの音質に期待し過ぎは禁物ですが、やはりスピーカー内蔵は何かと便利なことが多いです。
HDR対応ですが注意が必要
モニターは、夜空と花火、室内と屋外のような光の明暗が大きい映像を表現するのは苦手です。明るい方に合わせると暗い部分が黒くつぶれてしまったり、暗い部分に合わせると明るい部分が白く飛んでしまいます。光の明暗が大きい映像をバランス良く表現する技術が『HDR』です。
HDR非対応①
外に合わせると室内が黒くつぶれる
HDR非対応②
室内に合わせると外が白く飛ぶ
HDR対応
室内と外のバランスが良い
画像引用:EIZO
32UN500-Wは、HDR対応のモデルになっていますので、光の明暗もきれいに表現してくれます。ただし、HDR10と呼ばれる「HDRにとりあえず対応している」という規格ですので過度の期待はしない方が良さそうです。
最大リフレッシュレートは60Hz(4K時)
テレビやモニターは、パラパラ漫画のように1秒間に60回(60Hz)の画像を切り替えて動きを表現しています。この1秒間に切り替える回数をリフレッシュレートと呼びますが、リフレッシュレートが高い方が、よりなめらかな映像を楽しめます。
最近のゲーミングモニター(ゲーム用)は、リフレッシュレート144Hzなどの高速のモデルが増えてきていますが、32UN500-Wは動画の視聴や事務作業などの普段使い用としては、一般的な最大60Hz(4K時)となっています。
リモコンはなし
32UN500-Wは、リモコンを付属していないモデルになりますので、ご注意ください。
購入者の声
・画像がとてもきれい
・低価格の4Kが良い人にはおすすめ
・内蔵スピーカーの音質は良くはない。
・リモコンが欲しかった
32UN500-Wはこんな方におすすめ
「普段使いや事務作業用にお求めやすい4Kモニターを探している」という方には、LGの32UN500-Wはおすすめです。ただし、VAパネルを採用している点、位置調整はチルトのみ、リモコンは付属していないの点などはご注意ください。
気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
32UN500-Wの仕様
型番 | 32UN500-W |
画面サイズ | 31.5 インチ |
解像度 | 3840 x 2160 |
パネル方式 | VA (アンチグレア) |
リフレッシュレート | 最大60Hz(4K時) |
色域 | 90%(DCI-P3) |
輝度 | 350 cd/m2 |
応答速度 | 4ms (GtG) |
HDR | HDR10 |
スピーカー | あり |
ヘッドホン出力 | あり |
VESAマウント | 100 x 100 mm |
外形寸法 ※スタンド含む |
71.4 x 51.2 x 20.9 cm |
本体重量 ※スタンド含む |
7.7 kg |
位置調整 | チルト |
VRR | FreeSync |
インターフェース | HDMI x 2 DisplayPort x 1 |