ゲーミングモニターの購入を検討中。
・X27Ubmiipruzx(Acer)
このモデルはどんな特徴のモニター?注意点とかある?
こんな質問にお答えします。
・X27Ubmiipruzxの特徴や注意点をご紹介します
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します
世界で選ばれているAcerの高コスパのゲーミングモニター
Acerは、モニターやパソコン関係の機器を世界中で販売してる台湾の企業です。今回は、X27Ubmiipruzxの特徴や注意点をご紹介します。
特徴や注意点
完全な黒を表現できる有機EL
モニターの「画質の良さ」を判断する1つの基準に「黒をどれだけしっかりと黒く表現できるか」というものがあります。液晶モニターは、光(バックライト)を当てることで映像を映し出しているので、夜空や宇宙のような黒い部分にも光が当たってしまい白くなりやすい傾向があります。
X27Ubmiipruzxは、液晶ではなく『有機EL』を採用しているモニターなので、バックライトを必要とせず、1個1個のドットがさまざまな色に光ることで映像を表現するので、『完全な黒』を表現することができます。そのため、色のコントラスト(メリハリ)がしっかりとした美しい映像を楽しむことができます。
本格的なゲーミングのスペック
X27Ubmiipruzxは、高速のリフレッシュレート(最大240Hz)、応答速度が最小0.01ms(PRT)なので、なめらかでぶれを抑えた映像でゲームを楽しむことができます。
また、FreeSync Premiumにも対応していますので、ティアリング(映像の乱れ)を抑えた安定した映像で快適にゲームをプレイできます。
スピーカーも内蔵
ゲーミングモニターは、スピーカーを搭載していないモデルも少なくないのですが、X27Ubmiipruzxは、モニター本体にスピーカーを内蔵しています。内蔵スピーカーの音質に期待し過ぎは禁物ですが、やはりスピーカー内蔵は何かと便利なことが多いです。
位置調整を細かく調整しやすい
X27Ubmiipruzxは、チルト、スイベル、高さ調整、ピボット(縦回転)に対応していますので、疲れにくい状態に細かく調整することが可能です。
光の明暗を美しく表現するHDR対応
モニターは、夜空と花火、室内と屋外のような光の明暗が大きい映像を表現するのは苦手です。明るい方に合わせると暗い部分が黒くつぶれてしまったり、暗い部分に合わせると明るい部分が白く飛んでしまいます。光の明暗が大きい映像をバランス良く表現する技術が『HDR』です。
HDR非対応①
外に合わせると室内が黒くつぶれる
HDR非対応②
室内に合わせると外が白く飛ぶ
HDR対応
室内と外のバランスが良い
画像引用:EIZO
X27Ubmiipruzxは、HDR対応のモデルになっていますので、光の明暗もきれいに表現してくれます。
HDMIは2560 x 1440 144Hzまで
リフレッシュレート240Hzで楽しむためには、DisplayPort、USB Type-Cのどちらかで接続する必要があります。HDMIは最大144Hzまでですのでご注意ください。
X27Ubmiipruzxはこんな方におすすめ
「有機ELの高画質で本格的にゲームを楽しみたい」という方には、AcerのX27Ubmiipruzxはおすすめです。ただし、HDMIは144Hzまでの点などはご注意ください。
気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
X27Ubmiipruzxの仕様
型番 | X27Ubmiipruzx |
画面サイズ | 26.5インチ |
解像度 | 2560 x 1440 |
パネル方式 | 有機EL(非光沢) |
リフレッシュレート | HDMI:最大144Hz DP:最大240Hz USB-C:最大240Hz |
応答速度 | 0.01ms(PRT) 0.03ms(GtG) |
HDR | HDR10 |
スピーカー | あり |
ヘッドホン端子 | あり |
VESAマウント | 100 x 100 mm |
外形寸法 ※スタンド含む |
60.4 x 26.7 x 41.9~56.9 cm |
本体重量 ※スタンド含む |
6.1 kg |
位置調整 | チルト、高さ調整、スイベル、ピボット |
VRR | AMD FreeSync Premium |
インターフェース | DisplayPort x 1 HDMI x 2 USB Type-C(90W) x 1 USB Type-A(ダウンストリーム)x 2 USB Type-B(アップストリーム)x 1 |