テレビの購入を検討中。
・32S518K(TCL)
・32S5401(TCL)
この2つのテレビの違いは何?注意点とかあるの?購入者の感想を聞いてみたいな。
こんな質問にお答えします。
・TCLの32S518K/32S5401の違いや注意点をご紹介します。
・購入者の感想をご紹介します。
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します
32S518K/32S5401の違い
TCLは、テレビ販売台数が世界2位(2019年)になるほど、世界中で選ばれている中国の家電メーカーです。32S518K/32S5401は、どちらもTCLのテレビですが、仕様に違いがあります。今回は、32S518K/32S5401の違いと注意点をご紹介します。
画面のドットの数(画素数)
テレビは、画面に小さいドットが並べられており、その1つ1つのドットがさまざまな色に光ることで映像を表現します。画面に並べられたドットの数を画素数(解像度)と呼びます
32S518K、32S5401は画素数が異なります。
◆32S518K:ハイビジョン
・横1366 x 縦768 個のドット
◆32S5401:フルハイビジョン
・横1920 x 縦1080 個のドット
32S5401の方が画面のドットの数が多いので、より繊細な映像を楽しむことができます。
Google TV/Android TVの違い
32S518K/32S5401は、テレビに内蔵しているシステムに違いがあります。
32S518K:Android TV
32S5401:Google TV
Google TVとAndroid TVは、全く違うものではなく、Google TVはAndroid TVをベースにされたシステムです。簡単に解説させて頂くと、画面の表示の仕方が違う(インターフェース)と考えてもらえれば良いかと思います。プロレスラーが覆面をかぶって戦っても使う技が同じようなイメージです。次の画像を見比べてみてください。
Android TV(アプリが先)
Google TV(作品が先)
画像引用:シャープ
多くの方は「どのアプリを使うか」よりも「どんな番組を見るか」の方が重要かと思います。Google TVは、よりユーザーが使いやすいように改良されたシステムです。
画像処理エンジン(Algo Engine Lite)の有無
美しい映像を楽しむためにテレビメーカーは独自に、画像処理エンジンを開発しています。32S5401は、『Algo Engine Lite』を採用することで、繊細さ、色彩、コントラスト(色のメリハリ)などの補正を行うことで高画質を実現します(32S518Kは非採用)。
Algo EngineLiteのイメージ
32S518K/32S5401の共通の注意点や特徴
ネット動画も楽しめる
32S518K/32S5401は、どちらもネット動画を楽しむための機能を内蔵していますので、ご自宅のWi-Fiに接続をするとYouTubeなどのネット動画もテレビの画面で楽しむことができます。また、リモコンには『ダイレクトボタン』が配置されていますので、そちらを押すとワンプッシュでネット動画のアプリを起動できるのも便利です。
テレビの画面でネット動画も楽しめる
32S518K用リモコンのダイレクトボタン
32S5401用リモコンのダイレクトボタン
画像引用:TCL
画面をななめから見ると白っぽくなりやすい
32S518K/32S5401は、正面から見るとコントラスト(色のメリハリ)がしっかりとした映像を楽しめますが、ななめから見ると白っぽくなりやすい『VAパネル』を採用しています。
そのため、お部屋のレイアウトの関係で「テレビをななめから見る機会が多い」という方は、ご注意ください。
速い動きをなめらかに表現する倍速は非対応
テレビは1秒間に60コマの画像を切り替えて動きを表現していますが、スポーツなどの動きが速い映像ではコマが足りずにカクカクとした印象の映像になる場合があります。コマとコマの間に中間の補正画像を生成して追加して、1秒間に120コマにすることで、よりなめらかな映像にするのが『倍速』と呼ばれる機能です。
32S518K/32S5401は、倍速は非対応です。ご注意ください。
購入者の声
32S518Kの購入者の声
・この価格でネット動画が見れるのは良い
・コスパ良し。とても良い買い物だった。
・画質は文句なしだが音はこもって聞こえる
・番組表の文字が小さい
32S5401の購入者の声
・コスパ最高。映像がとてもきれい
・とても良い買い物ができた。
・スピーカーの音質はいまいち
・リモコンのボタンが多く慣れが必要
ご希望別のおすすめモデル
気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!