テレビの購入を検討中。ハイセンスの
・32A35G(2021年モデル)
・32A40G(2021年モデル)
この2つのシリーズの違いは何?注意点とかあるの?
こんな質問にお答えします。
・32A35G/32A40Gの違いが分かります
・共通する注意点をご紹介します
・ご希望に応じたおすすめモデルをご紹介します
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します
32A35G/32A40Gの違い
ネット動画の視聴機能の対応の有無
32A35G/32A40Gの大きな違いは「ネット動画の視聴機能の内蔵の有無」です。
32A35G:非対応
32A40G:対応
32A40Gは、ご自宅のWi-Fi(無線LAN)に接続するとYouTubeなどのネット動画を楽しむことができます。さらにリモコンには『ダイレクトボタン』も搭載されています。
32A40Gはネット動画対応
32A40Gのリモコン
画像引用:ハイセンス
32A35Gは、ネット動画の機能は内蔵していないので、ネット動画を楽しむ場合は外付けの機器(Fire TV Stickなど)が必要になります。
共通する注意点や特徴
ななめから見てもきれいな映像が楽しめる
液晶テレビは、使用している液晶パネルの種類によって画質が変わります。特に32V型は『VAパネル』と呼ばれる液晶パネルを採用している場合が多いのですが、VAパネルは画面に角度をつけてななめから見ると色が変色しやすいという特徴があります。
しかし、32A35G/32A40Gは、先ほどの写真のIPSパネルと同様に、ななめから見ても色の変化が少ない『ADSパネル』を採用しているので、画面をななめから見ても美しい映像を楽しむことができます。
あくまでハイビジョンのテレビ
32A35G/32A40Gは、非常にお求めやすい価格が魅力ですが、『ハイビジョン』と呼ばれるテレビになります。
テレビは、画面に小さいドットが並べられており、その1個1個が様々な色に光ることで映像を表現しています。このドットの数を『画素数』や『解像度』と呼びます。4Kなどはこのドットの数が多いので、細かい部分も表現することが可能になります。
【4K】
横3840 x 縦2160 個
【ハイビジョン】
横1366 x 縦768 個
ドットの数が全然違いことをご理解してもらえるかと思います。そのため、ハイビジョンのテレビに繊細さを求めるのは構造的に厳しい部分がありますので、ご理解して頂く必要があります。
4Kなどの映像信号は入力不可
最近のゲームなどは、4Kやフルハイビジョン(1920×1080)の144Hzなどの映像で楽しめる製品もありますが、32A35G/32A40Gは、そのような映像信号には対応していません。HDMI端子に入力できる映像は最大で1920×1080 60Hzまでになりますのでご注意ください。
32A35G/32A40Gの購入者の感想
・画質も音質も普通だが価格が安いのでお買い得
・画質はきれいだが音質がいまいち
・HDMI端子が2つはちょっと少ない
ご希望別のおすすめモデル
気になる商品はリンク先から購入者のレビューだけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
低価格でネット動画も楽しめるテレビが良い方:32A40G
「ネット動画も楽しめてコスパが高いテレビが良い」という方には、32A40Gがおすすめです。ネット動画も楽しめる多機能なテレビをお求めやすい価格で購入することができます。
ネット動画は不要なので価格を重視したい方:32A35G
「ネット動画の視聴機能は不要なのでとにかく安く購入したい」という方には、32A35Gがおすすめです。機能はシンプルですが、非常にお求めやすい価格でテレビを購入することができます。
32A35G/40Gの仕様
型番 | 32A35G | 32A40G |
画面サイズ | 32V型 | |
画素数 | 1366 x 768 | |
パネル方式 | ADSパネル | |
地デジチューナー | 2 | |
BS/CSチューナー | 2 | |
ネット動画 | 非対応 | 対応 |
Wi-Fi | 非対応 | 2.4 + 5GHz |
HDMI入力数 | 2 | |
ARC | HDMI1のみ対応 | |
LAN | 1 | |
HDD録画 | 対応 | |
壁掛け | 100 x 200 mm | |
添付品 | 保証書、取扱説明書、リモコン(電池含む)、miniB-CASカードなど |