ゲーミングモニターの購入を検討中。
・XV275KP3biipruzx（Acer）
このモデルはどんな特徴のモニター？注意点とかある？
こんな質問にお答えします。
・XV275KP3biipruzxの特徴や注意点をご紹介します
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します
世界で選ばれているAcerの高コスパのゲーミングモニター
Acerは、モニターやパソコン関係の機器を世界中で販売してる台湾の企業です。今回は、XV275KP3biipruzxの特徴や注意点をご紹介します。
特徴や注意点
普段使いも快適なIPSパネルを採用
モニターは、採用する液晶パネルの種類によって映像の特性が大きく変わります。モニターで採用されることが多いTNパネル、VAパネルは、ななめから見ると色が変わりやすいという特徴があります。XV275KP3biipruzxは、4K（画素数：3840 x 2160）の『IPSパネル』と呼ばれるタイプの液晶パネルを採用しています。
IPSパネルは、画面をななめから見ても色の変化が少ない（視野角が広い）ので、ゲームだけではなく事務作業や動画の視聴などの普段使いも快適に行うことができます。
本格的なゲーミングのスペック
XV275KP3biipruzxは、高速のリフレッシュレート（最大160Hz）、応答速度が1ms（GtG）なので、なめらかでぶれを抑えた映像でゲームを楽しむことができます。
また、FreeSync Premiumにも対応していますので、ティアリング（映像の乱れ）を抑えた安定した映像で快適にゲームをプレイできます。
位置調整を細かく調整しやすい
XV275KP3biipruzxは、チルト、スイベル、高さ調整、ピボット（縦回転）に対応していますので、疲れにくい状態に細かく調整することが可能です。
光の明暗を美しく表現するHDR対応
モニターは、夜空と花火、室内と屋外のような光の明暗が大きい映像を表現するのは苦手です。明るい方に合わせると暗い部分が黒くつぶれてしまったり、暗い部分に合わせると明るい部分が白く飛んでしまいます。光の明暗が大きい映像をバランス良く表現する技術が『HDR』です。
HDR非対応①
外に合わせると室内が黒くつぶれる
HDR非対応②
室内に合わせると外が白く飛ぶ
HDR対応
室内と外のバランスが良い
画像引用：EIZO
XV275KP3biipruzxは、DisplayHDR 1000というHDR規格を満たしたモデルになっていますので、光の明暗もきれいに表現してくれます。
HDMIは最大144Hzまで
XV275KP3biipruzxは、DisplayPortもしくはUSB Type-C（90W給電可能）に接続時は最大160Hzのリフレッシュレートでゲームを楽しむことができますが、HDMI入力は最大144Hzまでですのでご注意ください。
スピーカーはなし
モニターは、スピーカーを搭載していないモデルも多いのですが、XV275KP3biipruzxもスピーカーを内蔵していないモデルです。そのため、ヘッドホンや外付けスピーカーをご用意してもらう必要がありますのでご注意ください。
XV275KP3biipruzxはこんな方におすすめ
「普段使いもきれいな映像で楽しめる本格的なゲーミングモニターが良い」という方には、AcerのXV275KP3biipruzxはおすすめです。ただし、HDMIは最大144Hzまでの点、スピーカーを内蔵していない点などはご注意ください。
気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ！
XV275KP3biipruzxの仕様
| 型番 | XV275KP3biipruzx |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | 3840 x 2160 |
| パネル方式 | IPS (非光沢） |
| リフレッシュレート | HDMI：最大144Hz DP：最大160Hz USB-C：最大160Hz |
| 応答速度 | 1ms （GtG） |
| HDR | DisplayHDR 1000 |
| スピーカー | 非搭載 |
| ヘッドホン端子 | あり |
| VESAマウント | 75 x 75 mm |
| 外形寸法 ※スタンド含む |
61.3 x 26.7 x 43.7～58.7 cm |
| 本体重量 ※スタンド含む |
6.7 kg |
| 位置調整 | チルト、高さ調整、スイベル、ピボット |
| VRR | AMD FreeSync Premium |
| インターフェース | DisplayPort x 1 HDMI x 2 USB-C x 1 ※USB-Cは90W給電可能 |