【ASUS】ROG Swift Pro PG248QPのレビュー・注意点・感想

質問する人

ゲーミングモニターの購入を検討中。
・PG248QP（ASUS）
このモデルはどんな特徴のモニター？注意点とかある？

こんな質問にお答えします。

◆この記事の内容
・PG248QPの特徴や注意点をご紹介します

うまし

映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します

PG248QPのレビュー

ASUSは、パソコンやスマホに関する製品の製造・販売を行っている台湾の企業です。今回は、ASUSのPG248QPの特徴や注意点をご紹介します。

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ASUS

モニターは、採用する液晶パネルの種類によって映像の特性が大きく変わります。モニターで採用されることが多いTNパネルやVAパネルは、ななめから見ると色が変わりやすいという特徴があります。PG248QPは、1920 x 1080（画素数）の『TNパネル』を採用しているモデルになります。

画像引用：RTINGS

TNパネルは、応答速度が非常に速いので、ゲームを本格的に楽しむのには最適ですが、色彩の表現力などはVAパネルやIPSパネルのモデルにはおとりますのでご注意ください。

PG248QPは、高速のリフレッシュレート（最大540Hz）、応答速度が0.2ms（GtG）なので、なめらかでぶれを抑えた映像でゲームを楽しむことができます。

また、Adaptive-Syncにも対応していますので、ティアリング（映像の乱れ）を抑えた安定した映像で快適にゲームをプレイできます。

ゲーミングモニターは、スピーカーを搭載していないモデルも多いのですが、PG248QPもスピーカーを内蔵していないモデルです。ご注意ください。

PG248QPは、チルト、スイベル、高さ調整に対応していますので、疲れにくい状態に細かく調整することが可能です。ただし、ピボット（縦回転）には非対応ですので、モニターを縦にして使用したいという方はご注意ください。

画像引用：ASUS

モニターは、夜空と花火、室内と屋外のような光の明暗が大きい映像を表現するのは苦手です。明るい方に合わせると暗い部分が黒くつぶれてしまったり、暗い部分に合わせると明るい部分が白く飛んでしまいます。光の明暗が大きい映像をバランス良く表現する技術が『HDR』です。

HDR非対応①
外に合わせると室内が黒くつぶれる

HDR非対応②
室内に合わせると外が白く飛ぶ

HDR対応
室内と外のバランスが良い
画像引用：EIZO

PG248QPは、DisplayHDR 400というHDR規格を満たしたモデルになっていますので、光の明暗もきれいに表現してくれます。

PG248QPは、DisplayPort入力に接続時は最大540Hzのリフレッシュレートでゲームを楽しむことができますが、HDMI入力は最大240Hzまでですのでご注意ください。

PD対応のUSB Type-Cを搭載したモニターの場合は、映像と電源供給を行うことができるため、配線をすっきりとまとめることができます。PG248QPは、

・USB-A（ﾀﾞｳﾝｽﾄﾘｰﾑ）x 2
・USB-B（ｱｯﾌﾟｽﾄﾘｰﾑ）x 1

こちらのUSBハブを搭載していますが、USB Type-Cは搭載していないモデルですのでご注意ください。

「ゲームでとにかく勝ちにこだわりたいので画質よりもスペックを重視したい」という方には、ASUSのPG248QPはおすすめです。ただし、TNパネルを採用したモニターである点、HDMIは最大240Hzまでの点などはご注意ください。

うまし

気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ！

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ASUS

型番	PG248QP
画面サイズ	24.1インチ
解像度	1920 x 1080
パネル方式	TN（非光沢）
リフレッシュレート	DisplayPort：最大540Hz HDMI：最大240Hz
応答速度‎	0.2ms（GtG）
HDR	DisplayHDR 400
スピーカー	なし
イヤホンジャック	あり
VESAマウント	100 x 100 mm
外形寸法 ※スタンド含む	55.7 x 25.5 x 39.2～50.2 cm
本体重量 ※スタンド含む	7.5 kg
位置調整	チルト、高さ調整、スイベル
VRR	Adaptive-Sync
インターフェース	DisplayPort x 1 HDMI x 2 USB-A（ﾀﾞｳﾝｽﾄﾘｰﾑ）x 2 USB-B（ｱｯﾌﾟｽﾄﾘｰﾑ）x 1