【MSI】G323CVのレビュー・注意点・感想・評判・口コミ

質問する人

ゲーミングモニターの購入を検討中。
・G323CV（MSI）
このモデルはどんな特徴のモニター？注意点とかある？購入者の感想を聞いてみたいな。

こんな質問にお答えします。

◆この記事の内容
・G323CVの特徴や注意点をご紹介します
・購入者の感想をご紹介します。

うまし

映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します

G323CVのレビュー

MSIは、パソコン本体や関連製品の販売を行っている台湾の企業です。今回は、G323CVの特徴や注意点をご紹介します。

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MSI

G323CVは、曲面タイプ（1500R：半径1.5mのカーブ）のゲーミングモニターになっています。

画像引用：MSI

曲面モニターは臨場感がある映像でゲームを楽しむことができますが、「慣れ」が必要で人によっては「酔う」こともあります。曲面モニターの購入を検討する際には、この点をご理解の上で購入することを強くおすすめします。

モニターは、採用する液晶パネルの種類によって映像の特性が大きく変わります。モニターで採用されることが多いTNパネル、VAパネルは、ななめから見ると色が変わりやすいという特徴があります。G323CVは、1920 x 1080（画素数）の『VAパネル』を採用しています。

画像引用：RTINGS

VAパネルは、正面からはコントラスト（色のメリハリ）が引き締まった美しい映像を楽しむことができますが、ななめから見た時に色が変わりやすい（視野角がせまい）というポイントはご理解の上で選ぶようにされてください。

テレビやモニターは、パラパラ漫画のように1秒間に60回（60Hz）の画像を切り替えて動きを表現しています。この1秒間に切り替える回数をリフレッシュレートと呼びますが、リフレッシュレートが高い方が、よりなめらかな映像を楽しめます。

最近のゲーミングモニターは、リフレッシュレート144Hzなどの高速のモデルが増えてきていますが、G323CVは、最大75Hzとリフレッシュレートは低めのモデルになっていますのでご注意ください。

モニターは、夜空と花火、室内と屋外のような光の明暗が大きい映像を表現するのは苦手です。明るい方に合わせると暗い部分が黒くつぶれてしまったり、暗い部分に合わせると明るい部分が白く飛んでしまいます。光の明暗が大きい映像をバランス良く表現する技術が『HDR』です。

HDR非対応①
外に合わせると室内が黒くつぶれる

HDR非対応②
室内に合わせると外が白く飛ぶ

HDR対応
室内と外のバランスが良い
画像引用：EIZO

G323CVは、HDR非対応のモデルですのでご注意ください。

G323CVは、チルトとスイベルは対応していますが、高さ調整とピボット（縦回転）は非対応です。そのため、「モニターの高さを調整したい」「モニターを縦にして使用したい」という方はご注意ください。

※チルト、スイベルのみ対応です

画像引用：MSI

ゲーミングモニターは、スピーカーを搭載していないモデルも多いのですが、G323CVもスピーカーを内蔵していないモデルです。そのため、ヘッドホンや外付けスピーカーをご用意してもらう必要がありますのでご注意ください。

G323CVには、HDMIは1ポートしかありません。そのため「複数のHDMI機器を接続したい」という方は注意が必要です。

・湾曲なので眼球移動が少なくて済む。感動。
・安いけど全く問題なし。
・没入感を求めるならモニターアームは必要

「曲面モニターで没入感のある映像でゲームを楽しみたい」という方には、MSIのG323CVはおすすめです。ただし、曲面モニターは慣れが必要で酔う方がおられる点、リフレッシュレートが最大75Hzの点、スピーカーは内蔵していない点などにはご注意ください。

うまし

気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ！

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