
ゲーミングモニターの購入を検討中。
・MAG301RF(MSI)
このモデルはどんな特徴のモニター?注意点とかある?購入者の感想を聞いてみたいな
こんな質問にお答えします。
・MAG301RFの特徴や注意点をご紹介します
・購入者の感想をご紹介します。

映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します
MAG301RFのレビュー
MSIは、パソコン本体や関連製品の販売を行っている台湾の企業です。今回は、MAG301RFの特徴や注意点をご紹介します。
特徴や注意点
普段使いも快適なIPSパネルを採用
モニターは、採用する液晶パネルの種類によって映像の特性が大きく変わります。モニターで採用されることが多いTNパネル、VAパネルは、ななめから見ると色が変わりやすいという特徴があります。MAG301RFは、2560 x 1080(画素数)の『IPSパネル』と呼ばれるタイプの液晶パネルを採用しています。
IPSパネルは、画面をななめから見ても色の変化が少ない(視野角が広い)ので、ゲームだけではなく事務作業や動画の視聴などの普段使いも快適に行うことができます。
本格的なゲーミングのスペック
MAG301RFは、高速のリフレッシュレート(最大200Hz)、応答速度が1ms(GtG)なので、なめらかでぶれを抑えた映像でゲームを楽しむことができます。
また、G-SYNC Compatibleにも対応していますので、ティアリング(映像の乱れ)を抑えた安定した映像で快適にゲームをプレイできます。
光の明暗を美しく表現するHDR対応
モニターは、夜空と花火、室内と屋外のような光の明暗が大きい映像を表現するのは苦手です。明るい方に合わせると暗い部分が黒くつぶれてしまったり、暗い部分に合わせると明るい部分が白く飛んでしまいます。光の明暗が大きい映像をバランス良く表現する技術が『HDR』です。
HDR非対応①
外に合わせると室内が黒くつぶれる
HDR非対応②
室内に合わせると外が白く飛ぶ
HDR対応
室内と外のバランスが良い
画像引用:EIZO
MAG301RFは、HDR対応のモデルですので、光の明暗もきれいに表現してくれます。
スピーカーはなし
ゲーミングモニターは、スピーカーを搭載していないモデルも多いのですが、MAG301RFもスピーカーを内蔵していないモデルです。そのため、ヘッドホンや外付けスピーカーをご用意してもらう必要がありますのでご注意ください。
ピボットには非対応
MAG301RFは、チルト、スイベル、高さ調整に対応していますが、ピボット(縦回転)には非対応です。そのため、「縦向きにして使用したい」という方はご注意ください。
HDMIは2560 x 1080@180Hzまで
MAG301RFで、2560 x 1080の200Hzを楽しむためにはDisplayportでの接続が必要になります。HDMIは最大180Hzまでです。ご注意ください。
購入者の声
・本格的な性能で満足している
・画質も良くて文句なし
・HDRの効果が分かりづらかった
・デフォルトでは色味に違和感があった
MAG301RFはこんな方におすすめ
「普段使いもきれいな映像で楽しめる本格的なゲーミングモニターが良い」という方には、MSIのMAG301RFはおすすめです。ただし、スピーカーを内蔵していない点、HDMIは最大180Hzまでの点などにはご注意ください。

気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
MAG301RFの仕様
型番 | MAG301RF |
画面サイズ | 29.5インチ |
解像度 | 2560 x 1080 |
パネル方式 | IPS (非光沢) |
リフレッシュレート | DP:最大200Hz HDMI:最大180Hz |
応答速度 | 1ms (GtG) |
HDR | 対応 |
スピーカー | なし |
ヘッドホン出力 | あり |
VESAマウント | VESA100 |
外形寸法 ※スタンド含む |
70.9 x 23.4 x 39.9 cm |
本体重量 ※スタンド含む |
7.25 kg |
位置調整 | チルト、スイベル、高さ調整 |
VRR | G-SYNC Compatible |
インターフェース | DisplayPort x 1 HDMI x 2 USB-A(ダウンストリーム)x 2 USB-B(アップストリーム)x 1 |