ゲーミングモニターの購入を検討中。
・G34WQi(シャオミ)
このモデルはどんな特徴のモニター?注意点とかある?購入者の感想を聞いてみたいな。
こんな質問にお答えします。
・G34WQiの特徴や注意点をご紹介します
・購入者の感想をご紹介します。
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します
世界で選ばれているシャオミの高コスパのゲーミングモニター
シャオミは、スマホ関連の機器などを世界中で販売してる中国の企業です。今回は、G34WQi特徴や注意点をご紹介します。
特徴や注意点
曲面モニターでより臨場感のある映像を楽しめる
G34WQiは、曲面タイプ(1500R:半径1.5mのカーブ)のゲーミングモニターになっています。
曲面モニターは、人間の見え方に近く臨場感がある映像でゲームを楽しむことができますが、「慣れ」が必要で人によっては「酔う」こともあります。曲面モニターの購入を検討する際には、この点をご理解の上で購入することを強くおすすめします。
VAパネルを採用している点は注意
モニターは、採用する液晶パネルの種類によって映像の特性が大きく変わります。モニターで採用されることが多いTNパネル、VAパネルは、ななめから見ると色が変わりやすいという特徴があります。G34WQiは、3440 x 1440(画素数)の『VAパネル』を採用しています。
VAパネルは、正面からはコントラスト(色のメリハリ)が引き締まった美しい映像を楽しむことができますが、ななめから見た時に色が変わりやすい(視野角がせまい)というポイントはご理解の上で選ぶようにされてください。
本格的なゲーミングのスペック
G34WQiは、高速のリフレッシュレート(最大180Hz)、応答速度が最小1ms(MPRT)なので、なめらかでぶれを抑えた映像でゲームを楽しむことができます。
また、FreeSync Premiumにも対応していますので、ティアリング(映像の乱れ)を抑えた安定した映像で快適にゲームをプレイできます。
位置調整を細かく調整しやすい
G34WQiは、チルト、スイベル、高さ調整に対応していますので、疲れにくい状態に細かく調整することが可能です(ピボットは非対応)
※ピボットは非対応
スピーカーはなし
ゲーミングモニターは、スピーカーを搭載していないモデルも多いのですが、G34WQiもスピーカーを内蔵していないモデルです。ご注意ください。
HDRは非対応
モニターは、夜空と花火、室内と屋外のような光の明暗が大きい映像を表現するのは苦手です。明るい方に合わせると暗い部分が黒くつぶれてしまったり、暗い部分に合わせると明るい部分が白く飛んでしまいます。光の明暗が大きい映像をバランス良く表現する技術が『HDR』です。
HDR非対応①
外に合わせると室内が黒くつぶれる
HDR非対応②
室内に合わせると外が白く飛ぶ
HDR対応
室内と外のバランスが良い
画像引用:EIZO
G34WQiは、HDR非対応のモデルになっています。ご注意ください。
USB Type-Cは非対応
PD対応のUSB Type-Cを搭載したモニターの場合は、映像と電源供給を行うことができるため、配線をすっきりとまとめることができます。G34WQiは、USB Type-Cを搭載していないモデルです。ご注意ください。
購入者の声
・コスパがすばらしい
・2台目の購入を検討中
・スピーカー内蔵なら良かった
・HDRやUSB Type-Cが欲しいなら別のモデル
G34WQiはこんな方におすすめ
「お求めやすい価格でウルトラワイドのゲーミングモニターを購入したい」という方には、シャオミのG34WQiはおすすめです。ただし、USB Type-Cは非対応の点、スピーカーを内蔵していない点などはご注意ください。
気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
G34WQiの仕様
型番 | G34WQi |
製品モデル | C34WQBA-RGGL |
画面サイズ | 34インチ 曲面(1500R) |
解像度 | 3440 x 1440 |
パネル方式 | VA |
リフレッシュレート | 最大180Hz |
応答速度 | 1ms(MPRT) |
HDR | 非対応 |
スピーカー | なし |
VESAマウント | 75 x 75 mm |
外形寸法 ※スタンド含む |
81.1 x 21.0 x 51.0 cm |
本体重量 ※スタンド含む |
6.9 kg |
位置調整 | チルト、スイベル、高さ調整 |
VRR | FreeSync Premium |
インターフェース | DisplayPort x 2 HDMI x 2 |