テレビの購入を検討中。LGの
・OLED C3(2023年モデル)
・OLED C4(2024モデル)
この2つのシリーズの違いは何?注意点とかあるの?
こんな質問にお答えします。
・OLED C3/OLED C4シリーズの違いと注意点をご紹介します
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します
OLED C3/OLED C4の違いや注意点
LGは、韓国の企業でお求めやすい価格と良質な品質で世界中で愛されているテレビを販売しています。今回は、細かい部分は省略しつつ、OLED C3/OLED C4シリーズの違いや注意点をご紹介します。
共通する特徴や注意点
違いをより深く理解してもらうために、まずは共通点をご紹介します。
完全な黒を表現できる有機EL
テレビの「画質の良さ」を判断する1つの基準に「黒をどれだけしっかりと黒く表現できるか」というものがあります。液晶テレビは、光(バックライト)を当てることで映像を映し出しているので、夜空や宇宙のような黒い部分にも光が当たってしまい白くなりやすい傾向があります。
OLED C3/OLED C4シリーズは、液晶ではなく『有機EL』を採用しているテレビなので、バックライトを必要とせず、1個1個のドットがさまざまな色に光ることで映像を表現するので、『完全な黒』を表現することができます。そのため、色のコントラスト(メリハリ)がしっかりとした美しい映像を楽しむことができます。
ブライトネスブースター採用で鮮明な映像を楽しめる(42V/48V型は非対応)
OLED C3/OLED C4シリーズは、『ブライトネスブースター』を採用することで、より明るく鮮明な映像を楽しむことができます。ただし、42V型/48V型は非対応ですのでご注意ください。
ブライトネスブースターのイメージ
画像引用:LG
スポーツもなめらかに楽しめる倍速に対応
テレビは1秒間に60コマの画像を切り替えて動きを表現していますが、スポーツなどの動きが速い映像ではコマが足りずにカクカクとした印象の映像になる場合があります。コマとコマの間に中間の補正画像を生成して追加して、1秒間に120コマにすることで、よりなめらかな映像にするのが『倍速』と呼ばれる機能です。
OLED C3/OLED C4シリーズは、倍速に対応したモデルですので、スポーツもなめらかな映像で楽しむことができます。
より快適に楽しめるマジックリモコンを付属
OLED C3/OLED C4シリーズは、カーソル操作やスクロール操作を行うことができる『マジックリモコン』を付属していますので、テレビをより快適に操作することができます。
ネット動画も楽しめる
OLED C3/OLED C4シリーズは、どちらもネット動画を視聴するための機能を内蔵しているので、ご自宅のWi-Fiに接続するとYouTubeなどのネット動画もテレビの画面で楽しむことができます。
42V型はウーファーなし
OLED C3/OLED C4シリーズは、基本的には『ウーファー』を内蔵しているシリーズですが、42V型のみ内蔵していません。ご注意ください。
◆OLED C3シリーズ※42V型以外
・フロント x 2個
・ウーファー x 2個
◆OLED C4シリーズ※42V型以外
・ミッドレンジ+ツィーター x 2個
・ウーファー x 2個
◆OLED C3/C4シリーズ ※42V型
・フルレンジ x 2個
OLED C3/OLED C4の違い
HDMI入力が144Hzまで対応(OLED C4のみ)
最近のテレビゲームなどは、4K 120Hzなどの高画質で楽しめる製品も増えています。OLED C3/OLED C4シリーズのHDMI入力はHDMI2.1対応で高機能な仕様になっています。
AMD FreeSync Premium対応で、ティアリング(映像の乱れ)を抑えることで快適にゲームを快適に楽しむことができます。
さらに、OLED C4シリーズは最大144Hzまで対応になり、よりなめらかな映像でゲームを楽しむことが可能です(OLED C3シリーズは120Hzまで)
ご希望別のおすすめシリーズ
気になる商品はリンク先から購入者のレビューだけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
お買い得に高画質なモデルを購入したい方:OLED C3シリーズ
「お買い得に高画質な有機ELを購入したい」という方には、OLED C3シリーズがおすすめです。2023年モデルなのでお買い得にウーファー内蔵の有機ELを購入することができます。
ゲームをよりなめらかに楽しみたい方:OLED C4シリーズ
「ゲームをよりなめらかな映像で楽しみたい」という方には、OLED C4シリーズがおすすめです。最大144Hzのさらに高いリフレッシュレートに対応可能になりましたので、よりなめらかな映像でゲームを楽しむことが可能です。