テレビの購入を検討中。ハイセンスの
・E6Kシリーズ(2023年)
・E7Nシリーズ(2024年)
この2つのシリーズの違いは何?注意すべき点とかあるの?購入者の感想を聞いてみたいな。
こんな質問にお答えします。
・E6K/E7Nシリーズの違いや共通する注意点をご紹介します
・購入者の感想をご紹介します
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します
E6K/E7Nシリーズの違い
E6K/E7Nシリーズは、どちらもハイセンスの4K液晶テレビですが、かなり個性が違うシリーズです。今回は、E6K/E7Nシリーズの違いと合わせて、注意すべき点もご紹介します。
広色域量子ドット技術採用でより豊富な色彩を表現(E7Nのみ)
E7Nシリーズは、『広色域量子ドット技術』を採用することで、特に緑や赤をあざやかに表現することが可能になりました(E6Kシリーズは非対応)
ネット動画も高画質で楽しめる機能を搭載(E7Nのみ)
E7Nシリーズは、ネット動画で発生することが多いグラデーション部分のガクガクした映像(バンディングノイズ)を抑制する機能を搭載していますので、ネット動画もより高画質で楽しむことが可能です(E6Kは非対応)
スポーツもなめらかに楽しめる倍速の有無
テレビは1秒間に60コマの画像を切り替えて動きを表現していますが、スポーツなどの動きが速い映像ではコマが足りずにカクカクとした印象の映像になる場合があります。コマとコマの間に中間の補正画像を生成して追加して、1秒間に120コマにすることで、よりなめらかな映像にするのが『倍速』と呼ばれる機能です。
スポーツなどの動きが速い映像もなめらかでスムーズに楽しむことができる倍速ですが、E7Nシリーズのみが対応しています(E6Kは非対応)
ゲームモード時に144Hzの高リフレッシュレートに対応(E7Nのみ)
先述しましたが、テレビはパラパラ漫画のように1秒間に60コマの画像を切り替えて動きを表現していますが、激しい動きのゲームではコマが足りずにカクカクとした印象の映像になる場合があります。
E7Nシリーズは、ゲームモード時に144Hz(1秒間に144回)の映像を切り替えることで非常になめらかにゲームを楽しむことができます(E6Kは最大60Hz)
共通する注意点
サイズで採用している液晶パネルが違う
難しいお話ではないので、必ず確認してもらいたい重要なポイントがあります。テレビには次の2種類の液晶パネルのどちらかが使用されています。
・VAパネル
・ADSパネル(IPSパネル)
次の画像を見てもらうと理解しやすいかと思いますが、VAパネルは正面から見る場合は、きれいな映像を楽しむことができますが、ななめから見ると白っぽくなりやすいという特徴があります。
E6K/E7Nシリーズは、サイズで採用している液晶パネルのタイプが違います。ADSパネルは、先ほどの画像のIPSパネルと同様にななめから見ても美しい映像を楽しめます。
●:VA / ★:ADS
サイズ | E6K | E7N |
43V | ★ | ● |
50V | ● | ● |
55V | ★ | ● |
65V | ★ | ★ |
75V | ★ | – |
お部屋のレイアウトの関係で「テレビの画面をななめから見る機会が多い」という方は、ADSパネルを採用している★マークのサイズを選ぶことをおすすめします。
購入者の声
E6Kシリーズ(倍速なし)の購入者の声
・画質も良く購入して良かった
・よほどこだわりがなければ満足できるモデル
・音にこだわるなら外付けスピーカーは欲しい
・リモコンのボタンが小さくて見づらい
E7Nシリーズ(倍速あり)の購入者の声
※実質同じU7Nシリーズの購入者の声
・画質、音質が良くコスパは良い。
・ゲームもなめらかさを実感できる
・ななめから見ると色があせる
・Amazon Musicのような音楽アプリは追加できない
ご希望別のおすすめモデル
気になる商品はリンク先から購入者のレビューだけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
より高画質でテレビやゲームを楽しみたい方:E7Nシリーズ
「より美しい映像を楽しみたい「ゲームも快適にプレイしたい」という方には、E7Nシリーズがおすすめです。スポーツなどの速い動きをなめらかに表現する倍速に対応、広色域量子ドットも採用でより豊かな色彩を表現してくれます。さらに、ゲーム向けの機能も充実していますので、より快適にテレビを楽しむことができます。
ネット動画を楽しめるお手頃な4Kが良い方:E6Kシリーズ
「テレビもコスパを重視」「ネット動画対応の安い4Kテレビを探している」という方には、E6Kシリーズがおすすめです。お求めやすい価格でネット動画に対応した4Kテレビを楽しむことができます。