テレビの購入を検討中。
・U7Nシリーズ(ハイセンス)
・E7Nシリーズ(ハイセンス)
この2つのシリーズの違いは何?注意すべき点とかあるの?購入者の感想を聞いてみたいな。
こんな質問にお答えします。
・U7N/E7Nシリーズの違いと共通する注意点をご紹介します
・購入者の感想をご紹介します
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します。
U7N/E7Nの違いを解説
基本的な性能は同じ
U7NシリーズとE7Nシリーズは、消費電力や対応するネット動画(VOD)、映像に関する技術などテレビとしての性能は基本的に同じです。しかし、細かい部分が異なるので今回はその点をご紹介します。
販売先
E7Nシリーズは基本的には『Amazon限定』のモデル、U7NシリーズはAmazonや楽天、家電量販店などで販売されているモデルです。
ただ、E7Nシリーズに限った話ではありませんが、Amazon限定の商品が楽天やYahoo!ショッピングなどでも販売されていることもあり、区別が付かなくなる場合もありますが、基本的にはE7NシリーズはAmazonで販売されることを目的としたモデルになります。
U7N/E7Nシリーズの特徴や注意点
広色域量子ドット技術採用でより豊富な色彩を表現
U7N/E7Nシリーズは、『広色域量子ドット技術』を採用することで、特に緑や赤をあざやかに表現することが可能になりました。
倍速パネル採用で激しい動きもなめらかに
テレビは1秒間に60コマの画像をパラパラ漫画のように切り替えて動きを表現しています。しかし、モータースポーツ(F1など)やサッカーなど動きが速い映像ではコマが足りずにカクカクとした印象の映像になる場合があります。
そのため、コマとコマの間に中間の補間映像を生成して挿入することによって1秒間に120コマとすることで、なめらかな映像にする技術が『倍速』です。U7N/E7Nシリーズは、倍速に対応した液晶パネルを採用しているのでスポーツなどの激しい動きもなめらかな映像で楽しむことができます。
ゲームモード時に144Hzの高リフレッシュレートに対応
テレビは、パラパラ漫画のように1秒間に60コマの画像を切り替えて動きを表現していますが、激しい動きのゲームではコマが足りずにカクカクとした印象の映像になる場合があります。
U7N/E7Nシリーズは、ゲームモード時に144Hz(1秒間に144回)の映像を切り替えることで非常になめらかにゲームを楽しむことができます。
ネット動画も気軽に楽しめる
U7N/E7Nはネット動画を視聴するための機能も搭載していますので、ご自宅のWi-Fi(無線LAN)に接続するとテレビの大画面でネット動画を楽しむこともできます。さらに、リモコンには『ダイレクトボタン』があり、そちらを押すとすぐにネット動画を起動できます。
豊富なネット動画に対応
便利なダイレクトボタン
画像引用:ハイセンス
ネット動画も高画質で楽しめる機能を搭載
U7N/E7Nシリーズは、ネット動画で発生することが多いグラデーション部分のガクガクした映像(バンディングノイズ)を抑制する機能を搭載していますので、ネット動画もより高画質で楽しむことが可能です。
ななめから見ると白っぽくなりやすい(65V型以外)
65V型はADSパネルと呼ばれる液晶パネルを採用し、ななめから画面を見ても色が変色しにくいという特徴がありますが、それ以外のサイズ(43V/50V/55V)は、VAパネルと呼ばれる正面からの映像はきれいですが、ななめから画面を見ると白っぽくなりやすい液晶パネルを採用しています。
そのため、「テレビをリビングに設置してキッチンから見ることも多い」など画面をななめから見る機会が多い方が、43V型~55V型を選ぶ際にはご注意ください。
ADSパネルはIPSパネルと同等です。
U7N/E7Nの購入者の声
※実質同じなので、U7Nシリーズ購入者の声を抜粋
・画質、音質が良くコスパは良い。
・ゲームもなめらかさを実感できる
・ななめから見ると色があせる
・Amazon Musicのような音楽アプリは追加できない
ご希望別のおすすめモデル
気になる商品はリンク先から購入者のレビューだけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
Amazonを利用する機会が多い方:E7Nシリーズ
※E7Nシリーズは、Amazon限定ですが、U7Nシリーズの方がセールで安い場合もあります。念のためにリンク先から両モデルの価格をご確認することをおすすめします。