テレビの購入を検討中。ハイセンスの『E6Gシリーズ』が気になっているけど、どんなテレビなの?注意点とかある?購入者の声も聞きたいな。
こんな質問にお答えします。
・E6Gシリーズの特徴や注意点をご紹介します
・購入者の感想もご紹介します
ハードウェアエンジニア歴15年、映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します。
ハイセンス E6Gシリーズのレビュー
ネット動画も楽しめる低価格・高機能な4Kテレビ
ハイセンスは、東芝レグザをグループ企業として買収したことが話題になった中国企業で、E6Gシリーズはネット動画も楽しめる高機能な4Kテレビでありながら低価格なのが魅力のシリーズです。サイズによって次の3つの商品があります。
43V:43E6G
50V:50E6G
65V:65E6G
これらは、ただのサイズ違いという感じがしますが、実は後からご紹介しますが、重要な仕様の違いがあります。その点を考慮して選ぶことをおすすめします。
E6Gシリーズの3つの特徴
ネット動画が気軽に楽しめる
E6Gシリーズは、テレビ本体にネット動画を視聴するための機能を搭載しているので、テレビの大画面でYouTubeなどのネット動画を楽しむことができます。さらに、リモコンにはネット動画へのダイレクトボタンが配置されているので、ネット動画にすぐにアクセスすることが可能です。
4Kの高画質で美しい映像
4K放送はもちろん、アップコンバート機能により地デジやBS/CS放送も美しい映像を楽しむことができます。
スマートスピーカー対応で声でも操作可能
ハイセンスのE6Gシリーズは、スマートスピーカーにも対応しています。
別売りではありますが、GoogleアシスタントやAmazon Alexaなどのスマートスピーカーと組み合わせると、お料理中や別の作業をしている時でも『声』で、テレビの電源のONやチャンネルを変更することができるので便利です。画像引用:ハイセンス
E6Gシリーズの注意点
50インチはななめから見ると白っぽくなりやすい
最初にご紹介したE6Gシリーズの注意点ですが、50インチだけ使用している液晶パネルの種類が異なります。43インチと65インチは『ADSパネル』、50インチは『VAパネル』という仕様の液晶パネルを使用しています。
43/65インチのADSパネルはIPSパネルと同等で、ななめからの視聴でも画質が安定しやすいですが、50インチのVAパネルはちょっと注意が必要です。VAパネルは正面の美しさを重視した液晶パネルで、ななめからみると白っぽくなりやすい特性があります。しかし、これは高価格な4Kテレビなども基本的には同じ傾向があります。この点は注意してもらう必要があります。
購入者の声
・ネット動画を画面で見れて満足
・コスパは最強。操作性も良い
・こだわるなら外付けのスピーカーが必要
・リモコンはしっかり向けないと反応しにくい
E6Gシリーズはこんな方におすすめ
「ネット動画も楽しめる4Kの大画面テレビを探しているけど価格は抑えたい」という方には、ハイセンスのE6Gシリーズはとてもおすすめです。ただし、50インチは普通に正面から見る分には問題ありませんが、かなり角度をつけてななめから視聴する機会が多い方(会議用モニターなど)はご注意ください。
気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
低価格でコスパが高い43V型
大画面の65V型
仕様の詳細
型式 | 43E6G | 50E6G | 65E6G |
画面サイズ | 43V | 50V | 65V |
解像度 | 4K(3840 x 2160) | ||
パネル方式 | ADS | VA | ADS |
バックライト方式 | 直下型 | ||
4Kチューナー | 1 | ||
地デジチューナー | 2 | ||
BS/CSチューナー | 2 | ||
HDMI数 | 3 | ||
ARC | HDMI入力1のみ | ||
LAN | 1 | ||
Wi-Fi内蔵 | 2.4/5GHz | ||
番組録画 | 外付けHDDで対応 | ||
VESA規格 | 200 x 300 mm | 400 x 300 mm | |
外形寸法(cm) | 96.3×61.4 x19.6 |
111.7 x 70.9 x 22.5 |
145.2 x 89.6 x 29.1 |
重量(kg) | 7 | 9.8 | 16.7 |
付属品 | リモコン(電池含む)、スタンド、取扱説明書など |