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【ハイセンス】U9H/U8FGの違い比較・どっちがおすすめ?何が違う?

ハイセンス_U9H_U8FGサムネ テレビ
質問する人
質問する人

テレビの購入を検討中。ハイセンスの
・U9H(2022年モデル)
・U8FG(2021年モデル)
この2つのシリーズの違いは何?注意点とかあるの?

こんな質問にお答えします。

◆この記事の内容
・U9H/U8FGシリーズの違いや注意点をご紹介します
・ご希望別のおすすめモデルをご紹介します
うまし
うまし

映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します

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U9HとU8FGの違い

U9HシリーズとU8FGシリーズは、どちらもハイセンスのハイグレードなシリーズである『ULEDシリーズの4K液晶テレビですが販売された年が違います。

U9H :2022年モデル
U8FG:2021年モデル

U8FGシリーズは、前モデル(型落ち)のためお求めやすく、U9Hシリーズは新モデルで高機能ということもあり高額です。今回は、難しい解説はひかえめにしつつ、2つのシリーズの違いを解説させて頂きます。

まずは共通点をご紹介

うまし
うまし

2つのシリーズの違いを解説する前に、まず共通点を簡単にご紹介します。違いのご理解が深まるかと思います。

スポーツもなめらかに楽しめる(倍速対応)

U9Hシリーズ、U8FGシリーズのどちらも『倍速』に対応しています。スポーツ観戦などもなめらかでスムーズな映像を楽しむことができます。

テレビは1秒間に60コマの画像を切り替えて動きを表現していますが、スポーツなどの動きが速い映像ではコマが足りずにカクカクとした印象の映像になる場合があります。コマとコマの間に中間の補正画像を生成して追加して、1秒間に120コマにすることで、よりなめらかな映像にするのが『倍速』と呼ばれる機能です。

ハイセンスU9H-3画像引用:ハイセンス 

映像の黒い部分はしっかりと黒く(ローカルディミング採用)

液晶テレビの「画質の良さ」を判断するための1つの基準が「黒い部分をどれだけ黒く表現できるか」というものです。液晶テレビは、光(バックライト)を当てて映像を映しますので、夜空などの映像の黒い部分も白っぽくなりやすい傾向があります。

一般的な液晶テレビ液晶テレビの構造
画像引用:ハイセンス 

そのため、ハイセンスでは細かい範囲、そして1個1個のLEDの明るさを調整して映像の黒をしっかりと黒く表現する『ローカルディミング』と呼ばれる技術を採用しています。

ハイセンス_U9H_U8FG違い-3画像引用:ハイセンス

ハイセンスで、このローカルディミングは、ハイグレードモデルにしか採用されていません。厳密には、

U9H :ローカルディミングPro
U8FG:ローカルディミングplus

と違いがあります。後からご紹介しますが、ローカルディミングProは、Mini LED制御のためのローカルディミングです。

U9HとU8FGの違い

黒をさらに黒く表現するMini LED採用の有無

先ほど、ローカルディミングで「黒の表現力」が液晶テレビの画質の良さの1つの基準であることをお伝えしましたが、1個1個が非常に小さい『Mini LED』を採用することによって、バックライトの範囲を細かく制御することで、黒をさらに黒く表現することができます。Mini LEDを採用しているのは、U9Hシリーズのみです。

※Mini LEDのイメージです

ハイセンス_U9H_U8FG違い4
左:低価格のテレビ / 右:U9H
画像引用:ハイセンス 

あざやかな色彩を表現する量子ドット技術の有無

より広い色彩(色域)を表現することができる『量子ドット技術』を採用しているのは、U9Hシリーズのみです。U9Hシリーズは、より豊かな色彩の映像を楽しむことができます。

ハイセンス_U9H_U8FG違い5量子ドット技術

ハイセンス_U9H_U8FG違い-6画像引用:ハイセンス

リモコンの仕様の違い

U9HシリーズとU8FGシリーズでは、採用しているリモコンが違います。一般的なリモコンは赤外線で命令を送りますが、テレビとリモコンの間に物があるとうまく通信できない場合が多いです。U9HシリーズはBluetooth対応リモコンなので、間に多少の物があってもリモコンからテレビを操作することができます。

また、リモコンに配置されているネット動画(VOD)のダイレクトボタンの数も増えており、より快適にネット動画を楽しむことができます。

ハイセンス_U9H_U8FG違い-1左:U9H用 / 右:U8FG用
画像引用:ハイセンス

4K放送の裏番組録画の対応の有無(U9Hのみ)

U8FGシリーズは、4Kチューナーを1系統しか搭載していませんので、4K放送の裏番組録画を行うことができません(U9Hシリーズは4Kチューナー2系統です)。「4K放送の裏番組録画も利用したい」という方はご注意ください。

U8FGはサイズで液晶パネルの種類が違うので注意

これは、かなり重要なポイントなので、ぜひ購入前にチェックしてもらいたい項目です。U8FGシリーズはサイズで採用している液晶パネルの種類が違います。

テレビには『VAパネル』と『ADSパネル(IPSパネル)』という2種類の液晶パネルが使用されています。VAパネルは、正面から見る場合は、ADSパネルよりもコントラスト(色のメリハリ)が高く、引き締まった映像を楽しむことができますが、ななめから見ると白っぽくなりやすいという特徴があります。

液晶パネル仕様画像引用:ちもろぐ

そのため、お部屋のレイアウトの関係で「画面をななめから見る機会も多い」という方は、写真のIPSパネルと同様に、ななめから見ても画質が変わりにくいADSパネルを選ぶことをおすすめします。

●:VA / ★:ADS

サイズ U9H U8FG
50V
55V
65V
75V

ご希望別のおすすめシリーズ

うまし
うまし

気になる商品はリンク先から購入者のレビューだけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!

とにかく高画質で臨場感のある映像を楽しみたい方:U9Hシリーズ

「とにかく高画質にこだわりたい」という方には、U9Hシリーズをおすすめします。Mini LED、量子ドットなどの美しい映像を楽しむための機能をぜいたくに採用し、臨場感のある映像を楽しむことができます。また、Bluetooth対応リモコン、eARC対応、4K裏番組録画など機能が充実しているのも魅力のシリーズです。

求めやすい価格で高画質を楽しみたい方:U8FGシリーズ

「価格は抑えつつ高画質を楽しみたい」という方には、U8FGシリーズをおすすめします。2021年モデルなのでお安くなっており、価格に対して十分な高画質を楽しむことができます。