テレビの購入を検討中。
・LT-43D6210B(アイリスオーヤマ)
このモデルは、どんな特徴のテレビ?注意点はあるの?
こんな質問にお答えします。
・LT-43D6210Bの特徴や注意点をご紹介します
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します
LT-43D6210Bのレビュー
アイリスオーヤマは、家電でおなじみの日本企業です。今回は、細かい部分は省略しつつ、LT-43D6210Bの特徴や選ぶ時の注意点をご紹介します。
LT-43D6210Bの特徴や注意点
ななめから見てもきれいな映像が楽しめる(ADSパネル)
液晶テレビは、使用している液晶パネルの種類によって画質が変わります。液晶テレビで採用されることが多い『VAパネル』は画面に角度をつけてななめから見ると色が変色しやすいという特徴があります。
LT-43D6210Bは、ななめから見ても色の変化が少ないIPSパネルと実質同じの『ADSパネル』を採用しているので、画面をななめから見ても美しい映像を楽しむことができます。
HDR対応で光の明暗も美しく表現
テレビやモニターは、夜空と花火、室内と屋外のような光の明暗が大きい映像を表現するのは苦手です。明るい方に合わせると暗い部分が黒くつぶれてしまったり、暗い部分に合わせると明るい部分が白く飛んでしまいます。光の明暗が大きい映像をバランス良く表現する技術が『HDR』です。
HDR非対応①
外に合わせると室内が黒くつぶれる
HDR非対応②
室内に合わせると外が白く飛ぶ
HDR対応
室内と外のバランスが良い
画像引用:EIZO
LT-43D6210Bは、HDR対応のモデルになっていますので、光の明暗もきれいに表現してくれます。
ネット動画を視聴する機能は内蔵していない
LT-43D6210Bは、YouTubeなどのネット動画を見るための機能は内蔵していません。ネット動画を楽しみたい方は、AmazonのFire TV Stickなどをご用意する必要がありますのでご注意ください。
スポーツもなめらかに楽しめる倍速は非対応
テレビは1秒間に60コマの画像を切り替えて動きを表現していますが、スポーツなどの動きが速い映像ではコマが足りずにカクカクとした印象の映像になる場合があります。コマとコマの間に中間の補正画像を生成して追加して、1秒間に120コマにすることで、よりなめらかな映像にするのが『倍速』と呼ばれる機能です。
LT-43D6210Bは、倍速には対応していませんので、ご注意ください。
HDMI端子は4K 120Hzに非対応
最近のテレビゲームなどは、4K 120Hzなどの高画質で楽しめる製品も増えていますが、LT-43D6210BのHDMI端子は4K 120Hzには非対応です。最大で4K 60Hzまでになりますのでご注意ください。
LT-43D6210Bはこんな方におすすめ
「ななめから見ても美しくお求めやすい4Kテレビが良い」という方には、アイリスオーヤマのLT-43D6210Bはおすすめです。ただし、ネット動画をテレビで楽しむためには外付けの機器が必要である点、倍速は非対応のモデルである点、HDMI端子は4K 120Hzである点はご注意ください。
気になる商品はリンク先から購入者のレビューだけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
LT-43D6210Bの仕様
型式 | LT-43D6210B |
画面サイズ | 43V型 |
解像度 | 4K(3840 x 2160) |
バックライト方式 | 直下型LED |
パネル方式 | ADS |
4Kチューナー | 2 |
地デジチューナー | 2 |
BS/CSチューナー | 2 |
HDMI数 | 3 |
ARC | HDMI2のみ対応 |
LAN端子 | 1 |
Wi-Fi | 非対応 |
外付けHDD録画 | 対応 |
壁掛け(mm) | 200 x 200 |
外形寸法 ※スタンド含む |
96.0 x 18.0 x 61.1cm |
重量 ※スタンド含む |
6.5kg |
付属品 | リモコン(電池含む)、スタンド、取扱説明書、保証書など |