
テレビの購入を検討中。
・MX800シリーズ(パナソニック)
このシリーズは、どんな特徴のテレビ?注意点すべき点はあるの?
こんな質問にお答えします。
・MX800シリーズの特徴や注意点を解説します

映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します。
MX800シリーズのレビュー
大人気のビエラの中でもお求めやすいシンプルなモデル
MX800は、人気が高いパナソニックの4K液晶ビエラの中で、お求めやすさが魅力のシンプルなシリーズです。MX800シリーズの魅力と注意点をご紹介します。
MX800シリーズの特徴や注意点
あらゆる映像を4Kの高画質化
地上デジタル放送、ネット動画などのあらゆる映像を4Kに変換する機能を搭載し、映像のノイズ(乱れ)を抑えた繊細な映像を楽しむことができます。
明暗を美しく表現するHDR対応
液晶テレビは、光と影のような明暗を同時に表現するのが苦手なモデルも多く、明るい方に合わせると白く飛んだり、暗い方に合わせると全体的に黒っぽくつぶれてしまうことがあります。しかし、MX800は明暗をきれいに表現する『HDR』に対応し、明暗のある映像も美しく表現してくれます。
ネット動画も手軽に楽しめる
MX800シリーズは、ネット動画の視聴機能を搭載していますので、ご自宅のWi-Fi(無線LAN)に接続するとテレビの画面でネット動画を楽しむことができます。さらに、リモコンに配置されている『ダイレクトボタン』で、すぐにネット動画を起動して楽しむことができるので便利です。
豊富なネット動画に対応
ダイレクトボタンを配置
画像引用:パナソニック
VAパネルを採用している点は注意
これは、かなり重要なポイントなので、ぜひ購入前にチェックしてもらいたい項目です。テレビには『VAパネル』と『IPSパネル』という2種類の液晶パネルが使用されています。VAパネルは、正面から見る場合は、IPSパネルよりもコントラスト(色のメリハリ)が高く、引き締まった映像を楽しむことができますが、ななめから見ると白っぽくなりやすいという特徴があります。
MX800シリーズは、VAパネルを採用しています。そのため、お部屋のレイアウトの関係で「画面をななめから見る機会も多い」という方は、ご理解の上で選ぶことをおすすめします。
倍速は非対応
テレビは1秒間に60コマの画像を切り替えて動きを表現していますが、スポーツなどの動きが速い映像ではコマが足りずにカクカクとした印象の映像になる場合があります。コマとコマの間に中間の補正画像を生成して追加して、1秒間に120コマにすることで、よりなめらかな映像にするのが『倍速』と呼ばれる機能です。
MX800シリーズは、倍速は非対応のモデルです。ご注意ください。
2つの裏番組を同時に録画することはできない
MX800シリーズは、4Kチューナー、地デジ/BS/CSチューナーをそれぞれ2つしか搭載しておらず、1つは視聴用となっています。そのため、録画できる裏番組は1チャンネルになりますのでご注意ください。
MX800シリーズはこんな方におすすめ
「テレビはパナソニックのビエラが良いけど、価格は抑えたい」という方には、MX800シリーズがおすすめです。日本を代表するパナソニックのビエラブランドの4K液晶テレビをお求めやすい価格で購入することができます。ただし、倍速機能は対応していない点などはご注意ください。

気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
お求めやすい価格が魅力の43V型
迫力の大画面を楽しめる55V型
MX800シリーズの仕様
型式 | TH-43MX800 | TH-50MX800 | TH-55MX800 |
画面サイズ | 43V型 | 50V型 | 55V型 |
解像度 | 3840 x 2160(4K) | ||
Google TV | 内蔵 | ||
4Kチューナー | 2 | ||
地デジチューナー | 2 | ||
BS/CSチューナー | 2 | ||
HDMI数 | 3 | ||
ARC/eARC | 対応(HDMI2のみ) | ||
LAN端子 | 1 | ||
無線LAN | 対応 | ||
外付けHDD録画 | 対応 | ||
壁掛け | 対応可能(オプションの金具が必要) | ||
外形寸法(cm) | 96.5 x 61.7 x 21.9 | 112.0 x 72.0 x 26.9 | 123.4 x 78.7 x 26.9 |
重量(kg) | 9.0 | 11.5 | 16.0 |
付属品 | リモコン(電池含む)、取扱説明書など |
※43V/50V/55V型を抜粋