【LG】32UN550-WAJPのレビュー・注意点・感想・評判・口コミ

質問する人

モニターの購入を検討中。
・32UN550-WAJP（LG）
どんな特徴のモニター？注意点とかある？購入者の感想を聞いてみたいな。

こんな質問にお答えします。

◆この記事の内容
・32UN550-WAJPの特徴や注意点をご紹介します
・購入者の感想をご紹介します

うまし

映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します

32UN550-WAJPのレビュー

LGは、韓国の企業でお求めやすい価格と良質な品質で世界中で愛されているモニターやテレビを販売しています。今回は、32UN550-WAJPの特徴や注意点をご紹介します。

created by Rinker

モニターは、採用する液晶パネルの種類によって映像の特性が大きく変わります。モニターで採用されることが多いTNパネル、VAパネルは、ななめから見ると色が変わりやすいという特徴があります。32UN550-WAJPは、3840 x 2160（画素数）の『VAパネル』を採用しています。

画像引用：RTINGS

VAパネルは、IPSパネルと比較するとななめから見た時に、色が変わりやすい（視野角がせまい）というポイントはご理解の上で選ぶようにされてください。

32UN550-WAJPは、チルトと高さのみしか調整できないモデルになります。そのため、「スイベル調整やピボット（縦回転）もしたい」という方はご注意ください。

※チルト、高さ調整のみです

画像引用：LG

モニターは、スピーカーを搭載していないモデルも少なくないのですが、32UN550-WAJPは、モニター本体にスピーカーを内蔵しています。内蔵スピーカーの音質に期待し過ぎは禁物ですが、やはりスピーカー内蔵は何かと便利なことが多いです。

モニターは、夜空と花火、室内と屋外のような光の明暗が大きい映像を表現するのは苦手です。明るい方に合わせると暗い部分が黒くつぶれてしまったり、暗い部分に合わせると明るい部分が白く飛んでしまいます。光の明暗が大きい映像をバランス良く表現する技術が『HDR』です。

HDR非対応①
外に合わせると室内が黒くつぶれる

HDR非対応②
室内に合わせると外が白く飛ぶ

HDR対応
室内と外のバランスが良い
画像引用：EIZO

32UN550-WAJPは、HDR対応のモデルになっていますので、光の明暗もきれいに表現してくれます。ただし、HDR10と呼ばれる「HDRにとりあえず対応している」という規格ですので過度の期待はしない方が良さそうです。

テレビやモニターは、パラパラ漫画のように1秒間に60回（60Hz）の画像を切り替えて動きを表現しています。この1秒間に切り替える回数をリフレッシュレートと呼びますが、リフレッシュレートが高い方が、よりなめらかな映像を楽しめます。

最近のゲーミングモニター（ゲーム用）は、リフレッシュレート144Hzなどの高速のモデルが増えてきていますが、32UN550-WAJPは動画の視聴や事務作業などの普段使い用としては、一般的な最大60Hz（4K時）となっています。

32UN550-WAJPは、リモコンを付属していないモデルになりますので、ご注意ください。

・画質がきれいで生産性が上がった
・黒色がはっきりと出る
・ななめから見ると白く見える
・内蔵スピーカーはないよりましだがこもり気味

「普段使いや事務作業用にお求めやすい4Kモニターを探している」という方には、LGの32UN550-WAJPはおすすめです。ただし、VAパネルを採用している点、リモコンは付属していないの点などはご注意ください。

うまし

気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ！

created by Rinker

created by Rinker