
モニターの購入を検討中。
・221E9/11(PHILIPS)
このモデルはどんな特徴のモニター?注意点とかある?購入者の感想を聞いてみたいな。
こんな質問にお答えします。
・221E9/11の特徴や注意点をご紹介します
・購入者の感想をご紹介します

映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します
世界で選ばれているPHILIPSの高コスパのモニター
PHILIPSは、医療機器をはじめ、さまざまな電化製品を販売しているオランダの世界的な企業です。今回は、221E9/11の特徴や注意点をご紹介します。
特徴や注意点
普段使いも快適なIPSパネルを採用
モニターは、採用する液晶パネルの種類によって映像の特性が大きく変わります。モニターで採用されることが多いTNパネル、VAパネルは、ななめから見ると色が変わりやすいという特徴があります。221E9/11は、1920 x 1080(画素数)の『IPSパネル』と呼ばれるタイプの液晶パネルを採用しています。
IPSパネルは、画面をななめから見ても色の変化が少ない(視野角が広い)ので、ゲームだけではなく事務作業や動画の視聴などの普段使いも快適に行うことができます。
スピーカーはなし
モニターは、スピーカーを搭載していないモデルも多いのですが、221E9/11もスピーカーを内蔵していないモデルです。そのため、ヘッドホンや外付けスピーカーをご用意してもらう必要がありますのでご注意ください。
最大リフレッシュレートは75Hz
テレビやモニターは、パラパラ漫画のように1秒間に60回(60Hz)の画像を切り替えて動きを表現しています。この1秒間に切り替える回数をリフレッシュレートと呼びますが、リフレッシュレートが高い方が、よりなめらかな映像を楽しめます。
221E9/11は、最大75Hzと普段使い用のモニターとしては高めのリフレッシュレートになっていますので、よりなめらかな映像で動画も楽しむことができます(75HzはHDMIのみ)。
HDRは非対応
モニターは、夜空と花火、室内と屋外のような光の明暗が大きい映像を表現するのは苦手です。明るい方に合わせると暗い部分が黒くつぶれてしまったり、暗い部分に合わせると明るい部分が白く飛んでしまいます。光の明暗が大きい映像をバランス良く表現する技術が『HDR』です。
HDR非対応①
外に合わせると室内が黒くつぶれる
HDR非対応②
室内に合わせると外が白く飛ぶ
HDR対応
室内と外のバランスが良い
画像引用:EIZO
221E9/11は、HDR非対応のモデルですのでご注意ください。
位置調整はチルトのみ
221E9/11は、チルトのみしか調整できないモデルになります。そのため、「スイベルや高さ調整もしたい」という方はご注意ください。
DisplayPortは非対応
221E9/11は、DisplayPort入力を搭載していません。HDMIとアナログRGB(VGA)のモデルになっています。そのため、「DisplayPortでパソコンと接続したい」とお考えの方は避けた方が良いです。
購入者の声
・コスパが非常に良い。画質も良い
・画質も良いし問題なし。買って良かった
・スピーカーを内蔵していない点
・高さ調整ができずチルトのみの点
221E9/11はこんな方におすすめ
「仕事や動画の視聴などの普段使いに最適なモニターを低価格で購入したい」という方には、PHILIPSの221E9/11はおすすめです。ただし、スピーカーを内蔵していない点、位置調整はチルトのみの点、HDR非対応の点などはご注意ください。

気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
221E9/11の仕様
型番 | 221E9/11 |
画面サイズ | 21.5 インチ |
解像度 | 1920 x 1080 |
パネル方式 | IPS (非光沢) |
リフレッシュレート | VGA:最大60Hz HDMI:最大75Hz |
応答速度 | 5ms (GtG) |
HDR | 非対応 |
スピーカー | なし |
音声出力端子 | あり |
VESAマウント | 75 x 75 mm |
外形寸法 ※スタンド含む |
48.7 x 38.5 x 17.6 cm |
本体重量 ※スタンド含む |
2.52 kg |
位置調整 | チルトのみ |
VRR | AMD FreeSync |
インターフェース | HDMI x 2 VGA x 1 |