ゲーミングモニターの購入を検討中。
・24G2SPE/11 （AOC）
このモデルはどんな特徴のモニター？注意点とかある？購入者の感想を聞いてみたいな。
こんな質問にお答えします。
・24G2SPE/11 の特徴や注意点をご紹介します
・購入者の感想をご紹介します。
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します
世界で選ばれているAOCの高コスパのゲーミングモニター
AOCは、世界中でモニターの販売を行っている台湾の企業です。今回は、24G2SPE/11の特徴や注意点をご紹介します。
特徴や注意点
普段使いも快適なIPSパネルを採用
モニターは、採用する液晶パネルの種類によって映像の特性が大きく変わります。モニターで採用されることが多いTNパネル、VAパネルは、ななめから見ると色が変わりやすいという特徴があります。24G2SPE/11は、1920 x 1080（画素数）の『IPSパネル』と呼ばれるタイプの液晶パネルを採用しています。
IPSパネルは、画面をななめから見ても色の変化が少ない（視野角が広い）ので、ゲームだけではなく事務作業や動画の視聴などの普段使いも快適に行うことができます。
本格的なゲーミングのスペック
24G2SPE/11は、高速のリフレッシュレート（最大165Hz）、応答速度が最小1ms（MPRT）なので、なめらかでぶれを抑えた映像でゲームを楽しむことができます。
また、AdaptiveSyncにも対応していますので、ティアリング（映像の乱れ）を抑えた安定した映像で快適にゲームをプレイできます。
HDRは非対応（HDRエフェクトモードはあり）
モニターは、夜空と花火、室内と屋外のような光の明暗が大きい映像を表現するのは苦手です。明るい方に合わせると暗い部分が黒くつぶれてしまったり、暗い部分に合わせると明るい部分が白く飛んでしまいます。光の明暗が大きい映像をバランス良く表現する技術が『HDR』です。
HDR非対応①
外に合わせると室内が黒くつぶれる
HDR非対応②
室内に合わせると外が白く飛ぶ
HDR対応
室内と外のバランスが良い
画像引用：EIZO
24G2SPE/11は、HDR非対応のモデルです。ただし、HDRのように表示できるHDRエフェクトモードには対応しているので、全く非対応のモデルと比較すると光の明暗もきれいに表現してくれます。
スピーカーはなし
ゲーミングモニターは、スピーカーを搭載していないモデルも多いのですが、24G2SPE/11もスピーカーを内蔵していないモデルです。ご注意ください。
位置調整はチルトのみ
24G2SPE/11は、チルトしか調整できません。高さ調整、スイベル、ピボットは非対応です。そのため、「モニターを細かく調整したい」という方はご注意ください。
※チルトのみ対応です
購入者の声
・コスパは良い
・高機能で入門用としては良い
・設定ボタンが押しにくい
・高さ調整が全くできない
24G2SPE/11はこんな方におすすめ
「普段使いもきれいな映像で楽しめる本格的なゲーミングモニターが良い」という方には、AOCの24G2SPE/11はおすすめです。ただし、位置調整はチルトのみの点、スピーカーを内蔵していない点などはご注意ください。
気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ！
24G2SPE/11の仕様
| 型番 | 24G2SPE/11 |
| 画面サイズ | 23.8インチ |
| 解像度 | 1920 x 1080 |
| パネル方式 | IPS |
| リフレッシュレート | DP：最大165Hz HDMI：最大144Hz VGA：最大60Hz |
| 応答速度 | 1ms（MPRT） |
| HDR | HDRエフェクトモードあり |
| スピーカー | なし |
| ヘッドホン出力 | あり |
| VESAマウント | 100 x 100 mm |
| 外形寸法 ※スタンド含む |
53.9 x 22.7 x 42.1 cm |
| 本体重量 ※スタンド含む |
3.75 kg |
| 位置調整 | チルトのみ |
| VRR | AdaptiveSync |
| インターフェース | DisplayPort x 1 HDMI x 2 VGA x 1 |