テレビの購入を検討中。
・40V35N(レグザ)
このテレビの特徴や注意点を知りたい。
こんな質問にお答えします。
・40V35Nの特徴や注意点をご紹介します
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します。
40V35Nのレビューや注意点
低価格でネット動画も楽しめるフルハイビジョンテレビ
40V35Nは、人気が高いレグザブランドの40V型のフルハイビジョンテレビです。今回は、40V35Nの特徴や注意点をご紹介します。(東芝テレビは、ハイセンスグループの企業です)
40V35Nの注意点や特徴
気軽にネット動画を楽しめる
40V35Nは、ネット動画の視聴機能を内蔵しているので、ご自宅のWi-Fi(無線LAN)に接続するとYouTubeなどのネット動画をテレビの画面で楽しむことができます。また、リモコンにショートカットボタンがあり、ボタンを押すとすぐにネット動画を起動することができるのでとても便利です。
直下型バックライト採用であざやかな映像を楽しめる
液晶テレビは、『LEDバックライト』と呼ばれる光を当てて映像を映し出しますが、バックライトの方式で映像の美しさが大きく変わります。バックライト方式は、大きく分けて
・直下型
・エッジ型
この2つの方式があります。
この画像を見比べてもらうとエッジ型は全体的に白っぽくなっていますが、直下型は黒い部分もしっかりと黒くなっています。40V35Nは、全面直下型を採用していますので、メリハリのついた美しい映像を楽しむことができます。
スポーツもなめらかに楽しめる倍速は非対応
テレビは1秒間に60コマの画像を切り替えて動きを表現していますが、スポーツなどの動きが速い映像ではコマが足りずにカクカクとした印象の映像になる場合があります。コマとコマの間に中間の補正画像を生成して追加して、1秒間に120コマにすることで、よりなめらかな映像にするのが『倍速』と呼ばれる機能です。
40V35Nは、倍速は非対応になります。ご注意ください。
フルハイビジョンのテレビなので注意
テレビは、画面に細かいドットが並べられており、1つ1つがさまざまな色に光ることで映像を表現します。この画面を構成するドットの数を画素数と呼びます。40V35Nは、高画質で有名な4Kのテレビではなく『フルハイビジョン』のテレビになります。4Kとフルハイビジョンでは、画面に並べられたドットの数が違います。
【4K】
横3840 x 縦2160 個のドット
【フルハイビジョン】
横1920 x 縦1080 個のドット
そのため、40V35Nでは、4Kのような繊細な映像は期待できませんのでご注意ください。
4Kなどの映像信号は入力不可
最近のゲームなどは、4Kやフルハイビジョン(1920×1080)の144Hzなどの映像で楽しめる製品もありますが、40V35Nは、そのような映像信号には対応していません。HDMI端子に入力できる映像は最大で1920×1080 60Hzまでになりますのでご注意ください。
40V35Nはこんな方におすすめ
「ネット動画を搭載した信頼性が高いブランドの低価格のテレビを探している」という方には、40V35Nはおすすめです。ただし、4Kではなくフルハイビジョンのテレビの点、倍速は非対応の点などはご注意ください。
気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
仕様について
型番 | 40V35N |
パネルサイズ | 40V型 |
画素数 | 1920 x 1080 |
バックライト | 全面直下型 |
地デジチューナー | 2 |
BS/CSチューナー | 2 |
HDD裏番組録画 | 対応 |
HDMI数 | 2 |
ARC/eARC対応 | HDMI2のみ |
LAN端子 | 1 |
無線LAN(WiFi) | 対応 |
ヘッドホン端子 | 1 |
VESA壁掛け(mm) | 専用金具で可能 |
外形寸法 | 90.0 x 54.5 x 18.6 cm |
重量 | 6.0 kg |
付属品 | リモコン(電池含む)miniB-CASカードなど |