テレビの購入を検討中。
・V6Aシリーズ(2023年)
・V6Bシリーズ(2024年)
この2つのシリーズの違いは何?注意点とかあるの?購入者の感想を聞いてみたいな。
こんな質問にお答えします。
・TCLのV6A/V6Bシリーズの違いや注意点をご紹介します。
・購入者の感想をご紹介します。
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します
V6A/V6Bの違い
TCLは、テレビ販売台数が世界2位(2022〜2023年)になるほど、世界中で選ばれている中国の家電メーカーです。今回は、V6A/V6Bシリーズの違いや注意点をご紹介します。
画像処理エンジンの違い
美しい映像を楽しむためにテレビメーカーは独自に、画像処理エンジンを開発しています。画像処理エンジンが繊細さ、色彩、コントラスト(色のメリハリ)などの補正を行ったり、地デジやネット動画のような画質があらい(低解像度)の映像も4Kにアップスケーリングすることで繊細な映像を楽しむことができます。
V6A/V6Bシリーズは採用している画像処理エンジンに違いがあります。
・V6Aシリーズ:Algo Engine
・V6Bシリーズ:Algo EngineⅡ
V6Bシリーズの方が、残像を低減する機能が強化されている次世代のエンジンを採用しています。
Algo Engineのイメージ(V6A)
Algo EngineⅡのイメージ(V6B)
画像引用:TCL
リモコンのダイレクトボタンの違い
V6A/V6Bシリーズは、『Google TV』を内蔵していますので、ご自宅のWi-Fiに接続をするとYouTubeなどのネット動画もテレビの画面で楽しむことができます。V6A/V6Bシリーズは、リモコンに配置されている『ダイレクトボタン』に違いがあります。
Google TV
V6A用リモコンのダイレクトボタン
V6B用リモコンのダイレクトボタン
画像引用:TCL
V6A/V6Bの共通の注意点や特徴
V6A/V6Bシリーズを選ぶ際の共通の注意点や特徴をご紹介します
画面をななめから見ると白っぽくなりやすい
V6A/V6Bシリーズは、正面から見るとコントラスト(色のメリハリ)がしっかりとした映像を楽しめますが、ななめから見ると白っぽくなりやすい『VAパネル』を採用しています。
そのため、お部屋のレイアウトの関係で「テレビをななめから見る機会が多い」という方は、ご注意ください。
速い動きをなめらかに表現する倍速は非対応
テレビは1秒間に60コマの画像を切り替えて動きを表現していますが、スポーツなどの動きが速い映像ではコマが足りずにカクカクとした印象の映像になる場合があります。コマとコマの間に中間の補正画像を生成して追加して、1秒間に120コマにすることで、よりなめらかな映像にするのが『倍速』と呼ばれる機能です。
V6A/V6Bシリーズは、倍速は非対応です。ご注意ください。
購入者の声
V6Aシリーズの購入者の声
※実質同じP635シリーズ購入者の声
・コスパは最高。ネット動画対応も満足
・画質も音質もまずまず
・リモコンには慣れが必要
・ダイレクトボタンにprime videoがない
V6Bシリーズの購入者の声
・この価格なら文句なし
・想像以上に画質がきれい
・リモコンの反応が少し遅い
・番組表が見にくい
ご希望別のおすすめシリーズ
気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
コスパ重視でよりお求めやすい価格でネット動画も楽しみたい方:V6Aシリーズ
「コスパ重視でネット動画も楽しみたい」という方には、V6Aシリーズがおすすめです。非常に低価格でネット動画も楽しむことができます。
新しい方のモデルが良い方:V6Bシリーズ
「購入するなら新しい方のモデルが良い」という方には、V6Bシリーズがおすすめです。より進化したエンジンでネット動画も楽しむことができます。