モバイルバッテリーの購入を検討中。『KYOKA』というモバイルバッテリーを見つけたけど、どこの会社?評判や安全性は?実際に使った感想を聞いてみたい。
こんな質問にお答えします。
・KYOKAについて分かります
・KYOKAのモバイルバッテリーの評判が分かります
・KYOKAのモバイルバッテリーを実機レビューしてご紹介します
ハードウェアエンジニア歴15年のうましです。実際にKYOKAを購入して愛用していますので、実機レビューと合わせてKYOKAについて解説します!
KYOKAはどこの国?モバイルバッテリーの安全性・評判は?
KYOKAとは
KYOKAは東京都江東区にある昊輝合同会社という企業が販売しているブランドです。KYOKAのモバイルバッテリーには『GUANGZHOU KINGLEEN ELECTRONICS』という印刷してありました。
『GUANGZHOU KINGLEEN ELECTRONICS』を調べてみたところ、中国の広州市にある携帯電話のバッテリーや充電器の製造・販売を行っている会社で品質管理もしっかりとしており(ISO9001を取得など)、世界中にビジネスを展開している会社です。KINGLEENという自社ブランドで販売しつつ、OEM(他社が別のブランドで販売すること)も行っています。KYOKAのその1社のようです。
日本国内の安全性の規格であるPSEマークの取得もしてあり、モバイルバッテリーとしての安全基準はしっかりとクリアしています。業界最大手のヤマダ電機が、KYOKAのモバイルバッテリーを販売していることもKYOKAのモバイルバッテリーの信頼の証かと思われます。
・中国企業の製品をKYOKAブランドで販売
・日本の安全規格であるPSEマークはしっかり取得
・業界最大手のヤマダ電機も取り扱っている
KYOKAのモバイルバッテリーの実機レビュー
KYOKAのモバイルバッテリーの中でも特に人気が高いコンセント一体型タイプを購入して使った感想をご紹介します!
開封から本体の確認まで
商品の箱の様子
商品の内容
・モバイルバッテリー本体
・収納ポーチ
・取扱説明書(連絡先記載あり)
・USBケーブル
※USB-A – MicroUSB
本体
※それなりに重量は感じます
iPhone SE(第2世代)と比較
※縦 x 横はコンパクトです
スマホと比較するとかなり厚みはあります
※厚みは2.5cm
10,000mAhのモバイルバッテリーの重量としては普通くらいですが、ケーブルやUSB充電器不要なのを考慮するとコンパクトにまとまっている感じがします。
安全性について
このモバイルバッテリーは日本の法律の電気用品安全法で義務付けられているPSEマークをしっかりと取得していることを確認しました。
安心の証であるPSEマーク
そのため、安心して使用することができます。ただし、取扱説明書をよく読んで守り、落下させたり分解するなどの禁止事項を行わない前提です。
ここは良い
ケーブル内蔵は非常に便利
USB-Cとライトニングを内蔵
iPhoneとアンドロイドを同時充電可能
ケーブル内蔵なのでモバイルバッテリーのみを持ち運ぶだけでiPhoneやアンドロイドスマホを充電できるのは非常に便利です。
コンセントに直接差して本体を充電できる
USB充電器不要でモバイルバッテリー本体を充電できるのも非常に便利な機能です。
収納時
充電したい時
コンセントに差すだけで本体を充電できる
USB充電器を持ち運ぶ必要がないので出張や外出時の荷物を減らすことができます。ご希望であれば、USB-CにUSB充電器を接続して充電を行うことも可能です。ただし、USB-Cとコンセントの両方から同時に充電してはいけません。
また、コンセントに差してバッテリーを充電中は、急速充電はできないなどの制約がありますが、スマホなどを充電することは可能とのことです。(取扱説明書にはバッテリーを充電中は機器の充電は禁止と記載されている場合がありますが、これは問題なくできるようです)
最大4台同時充電が可能
内蔵ケーブル2本、USB-A、USB-Cを活用して最大で4台のスマホやiPhoneを同時に充電することが可能です。
ただ、機器が多くなると充電速度が遅くなる可能性があるのでご注意ください。
急速充電も対応
PD3.0対応の機器を充電時には最適な電圧で急速充電をしてくれるので便利です。ただし、注意点があります。急速充電はUSB-AコネクタおよびUSB-Cコネクタのみで内蔵ケーブルは急速充電非対応なのでご注意ください。
USB-AとUSB-Cポートから別のケーブルで充電を行う場合のみ急速充電対応です
USB-Aとケーブルで充電した場合
※急速充電しています
内蔵のUSB-Cを使用した場合
※急速充電ではありません
ケーブルは別に必要にはなりますが急速充電対応は便利ですよ!
別にケーブルを用意する必要はありますが、それでも急速充電ありは緊急時に助かります。
12V充電モード
9V充電モード
懐中電灯がわりにもなる
バッテリー残量を表示するボタンを2度押しするとLEDが点灯します。
USB-Aの左の正方形のボタンを2度押します
※1度押すとバッテリー残量表示
2度押しでLEDが点灯
急な停電時の懐中電灯としても使用できるので防災グッズとしても活用できます。
・ケーブル内蔵は非常に便利
・コンセントに直接差して充電できる
・最大4台同時充電が可能
・急速充電も対応(内蔵ケーブルは非対応)
・懐中電灯のようにライトが使える
ここは気になる
内蔵ケーブルの充電速度は速くはない
内蔵ケーブルを使用した場合の充電時間は以前のiPhoneに付属していたUSB充電器(5V/1A)で充電した場合と同じくらいの速度で早くはありません(実測済み)
これと同じくらいの充電速度です
そのため、荷物が減るという意味では内蔵ケーブルは非常に便利ですが「早く充電したい」という方はケーブルを別途使用することをおすすめします。
急速充電をしない条件がある
これは破損ではなく安全性の確保のためなど制御の関係のような印象がありますが、特定の手順を踏むと急速充電ができなくなります。
モバイルバッテリーを充電中は急速充電できない
モバイルバッテリーをコンセントに接続、もしくはUSB-Cから充電している場合、接続する機器の急速充電はできない仕様になっています。
複数の機器を充電中は急速充電できない
最大4台の機器を同時に充電できますが、2台以上を充電する場合は急速充電はできません。また、次のような手順でも急速充電ができなくなります。
スマホAを急速充電中に別のスマホBを追加で充電(合計2台同時充電)。複数の機器を充電中は急速充電ができないのでスマホAもスマホBも通常(急速充電ではない)の充電を行います。
次に後から追加した方のスマホBの充電をやめても、最初に急速充電していたスマホAは急速充電に戻りません。スマホAとバッテリー間のケーブルを抜き差ししても復帰しませんが、モバイルバッテリー本体を1度充電するとまた急速充電できるようになります。
この現象は安全性を確保するための保護なのかもしれません。
ポケットに入れるには厳しい
240gで厚みが2.5cmあるとポケットに入れるサイズというには厳しい感じがします。
2.5cmは厚みはあります
手で持つと重みを感じます
実際に僕がポケットに入れてみましたが、ポケットに入れて持ち運ぶような物ではないというのが本音です。バッグに入れるとそれほど重量は感じませんので、やはりバッグに入れて持ち運ぶ必要がありそうです。
・内蔵ケーブルの充電速度は速くない
・急速充電できない条件がある(保護のため?)
・ポケットに入れるには厳しい
購入者の声
・非常に便利。とても良い買い物ができた。
・この便利さには本当に助けられる
・それなりに重量はある
・充電速度はそこまで早くない
荷物を減らせる高機能モバイルバッテリー
本当に便利な一体型です!
iPhoneやUSB-Cで充電するアンドロイドスマホは、このモバイルバッテリー1つで充電できるので便利です。僕もこのKYOKAのモバイルバッテリーを購入して出張時の荷物が減りました。KYOKAのコンセント一体型モバイルバッテリーは本当に便利でとてもおすすめですよ!
リンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
仕様
大きさ:9 x 7 x 2.5 cm
重量:248 g
入力:USB-C
出力:USB-A x 1 /USB-C x 1
内蔵ケーブル:Lightning x1 / USB-C x 1
付属品:microUSBケーブル等