
ハードウェアエンジニア歴15年で電子機器のプロのうましです。ダイソーで見つけた『充電式ワイヤレスマウス』が気になり、購入して使ってみたのですがあまりおすすめはできません。良かった点、気になる点をご紹介します!
ダイソーのワイヤレスマウスがおすすめできない理由
開封して確認してみる

今回は充電式のワイヤレスマウス(550円)を購入しました。開封からご紹介します!
このワイヤレスマウスです(550円)
セットの内容です
・ワイヤレスマウス本体(充電式)
・ドングル(パソコンのUSB接続)
・充電用USBケーブル
※USB-A – MicroUSB

ワイヤレスマウス本体を確認してみます!
つや消しブラックでスタイリッシュ。
外観はカッコいいです!
正面
横から見た様子
背面
前面に充電用MicroUSBがあります
底の様子
一般的なマウスと同じくらいの重量です
良かった点
移動量(分解能)を簡単に変更できる
赤丸のボタンを押すとマウスの分解能を1000/1200/1600dpiの3種類に変更できます。
「分解能って何?」と思われた方もおられるかもしれません。簡単にご説明すると、マウスを移動した量に対して実際に画面でマウスのポインター(矢印)が移動する量です。
・手元のマウスをちょっと移動させて画面を移動するポインターの距離はたくさん移動させたい
・マウスのポインターがビュンビュン移動するのは苦手
こんな調整を手元のボタンで簡単に変更できるので便利です。
デザインはおしゃれ
ダイソーと言わなければ、モバイルバッテリーで有名なAnker(アンカー)のようなスタイリッシュで洗練されたデザインです。僕は外観に全く文句はありませんでした。つや消しブラック、薄くてシャープなデザインで「シンプルにカッコいい」と思います。
・移動量(分解能)の調整が簡単
・デザインがカッコい
気になる点
すごく疲れやすい
このマウスは薄くてカッコいいデザインなのですが、その薄さが原因ですごく疲れやすいです。
今回のワイヤレスマウス
疲れにくいマウス(エレコム)は厚みがあります。

にぎり具合が全然違うんですね。
手の腹とマウスの間に空間ができる
マウスが手を下から支えてくれる
これは実際に使用して感じた不満でした。このマウスは長時間使用するには厳しいです。
電池が持たない
充電中は赤いLEDが内部で点灯
このワイヤレスマウスを購入した理由は「充電して何度も繰り返し使用できること」でした。たしかにこのワイヤレスマウスは充電式なので電池交換の手間がなくて便利です。ただ、注意点があります。
パッケージに1回の充電で1~2か月は持つと記載はしてあるものの実際は1週間ほどしか持ちませんでした。さすがに早すぎます。「満充電で1ヶ月持つ」と記載があるのに1週間しか持たない現状なので「150回も充電できる」というのも疑ってしまいます。これなら電池交換タイプで長寿命のものを選ぶ方がおすすめです。
・薄いデザインなのですごく疲れる
・充電の持ちが記載された内容よりもすごく悪い
ダイソーのワイヤレスマウスは安いけど注意点もある
今回、ダイソーで販売されていた充電式ワイヤレスマウスを実際に購入して使ってみましたが、使えることは普通に使えました。薄いデザインのため外見は良いですが疲れやすいこと、満充電後の使用時間が短いことが気になりました。数百円の違いですのでもう少し予算を出して有名メーカーの商品を選ぶことをおすすめします。