テレビの購入を検討中。
・P618シリーズ(TCL)
このシリーズは、どんな特徴のテレビ?注意点はあるの?購入者の感想を聞いてみたいな。
こんな質問にお答えします。
・P618シリーズの特徴や注意点をご紹介します
・購入者の感想をご紹介します
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します。
P618シリーズのレビュー
世界中で選ばれているTCLの高コスパの格安スマート4Kテレビ
TCLは、テレビの出荷台数が世界2位(2019年)で世界的に有名な中国の家電メーカーです。今回は、細かい部分は省略しつつ、P618シリーズの特徴や注意点をご紹介します。
※P618シリーズはAmazon限定モデルです
P618シリーズの特徴
テレビの大画面でネット動画も楽しめる
P618シリーズは、『Android TV』を内蔵していますので、テレビをご自宅のWi-Fiに接続すると大画面でネット動画も楽しむことができます。さらに、リモコンにはネット動画のダイレクトボタンも配置されているので、すぐにネット動画を起動することができるのも便利です。
光の明暗を美しく表現するHDRに対応
液晶テレビやモニターは夜空と花火、光と影のような明暗を表現するのが苦手な傾向がありますが、P618シリーズは、『HDR』という明暗を表現する技術の中でもグレードが高めの『Dolby Vision』にも対応しており、明暗のある映像も美しく表現します。
左:HDR非対応 / 右:HDR対応
画像引用:TCL
P618シリーズの注意点
ななめから見ると白っぽくなりやすい
P618シリーズは、『VAパネル』と呼ばれるタイプの液晶パネルを採用しています。VAパネルは、正面から見ると色のメリハリ(コントラスト)がしっかりとした映像を楽しめるのですが、ななめから見ると白っぽくなりやすいという特徴があります。
そのため、お部屋のレイアウトの関係でテレビを見る時に画面を正面からではなく角度をつけてななめから見る機会が多いという方は注意が必要です。
スポーツもなめらかに楽しめる倍速は非対応
テレビは1秒間に60コマの画像を切り替えて動きを表現していますが、スポーツなどの動きが速い映像ではコマが足りずにカクカクとした印象の映像になる場合があります。コマとコマの間に中間の補正画像を生成して追加して、1秒間に120コマにすることで、よりなめらかな映像にするのが『倍速』と呼ばれる機能です。
P618シリーズは、倍速機能は非対応のモデルになります。ご注意ください。
4K 120Hzの映像信号は入力不可
最近のゲームなどは、4K 120Hzの映像で楽しめる製品もありますが、P618シリーズのHDMI端子は4K 120Hzには対応していません。HDMI端子に入力できる映像は最大4K 60Hzまでになりますのでご注意ください。
P618シリーズの購入者の感想
・コスパ最高。画質も音質も問題なし
・ネット動画も見れる
・音質はいまいち
・prime videoのダイレクトボタンが欲しかった
P618はこんな方におすすめ
「価格を抑えてネット動画も楽しめる4Kテレビが良い」という方には、TCLのP618シリーズはとてもおすすめです。ただし、VAパネルを採用なのでななめから見ると色が変わりやすい点、倍速は非対応の点、HDMI端子は4K 120Hzに非対応である点にはご注意ください。
気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
※P618シリーズはAmazon限定モデルです
非常にお求めやすい43V型
大画面もお求めやすい55V型
P618シリーズの仕様
※43V/50V/55V型を抜粋
型式 | 43P618 | 50P618 | 55P618 |
画面サイズ | 43V | 50V | 55V |
解像度 | 4K(3840×2160) | ||
パネル方式 | VA | ||
バックライト方式 | 直下型 | ||
4Kチューナー | 2 | ||
地デジチューナー | 2 | ||
BS/CSチューナー | 2 | ||
HDMI数 | 2 | 3 | |
ARC | HDMI 1のみ | ||
LAN | 1 | ||
無線LAN | 対応 | ||
HDD録画 | 外付けHDDで対応 | ||
壁掛け(mm) | 200 x 200 | 300 x 200 | 300 x 300 |
外形寸法(cm) | 96.7 x 62.0 x 22.9 | 112.2 x 70.5 x 26.5 | 123.6 x 77.3 x 26.5 |
重量(kg) | 7.2 | 9.5 | 11.3 |
付属品 | リモコン(電池含む)、スタンド、取扱説明書など |