
テレビの購入を検討中。
・T6Cシリーズ(TCL)
このシリーズは、どんな特徴のテレビ?注意点はあるの?
こんな質問にお答えします。
・TCLのT6Cシリーズの特徴や注意点をご紹介します

映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します。
T6Cシリーズの特徴や注意点
世界中で選ばれているTCLの高コスパの格安スマート4Kテレビ
TCLは、テレビの出荷台数が世界2位で世界的に有名な中国の家電メーカーです。今回は、細かい部分は省略しつつ、T6Cシリーズの特徴や注意点をご紹介します。
T6Cシリーズの特徴
量子ドット技術採用で豊かな色を表現
T6Cシリーズは、『量子ドット技術』を採用しているのが大きな特徴です。量子ドットとは、バックライトに青色LEDを使用することで、通常の液晶パネルよりもより豊富な色を表現できる技術です。そのため深みのある色彩を楽しむことができます。
ネット動画もテレビの大画面で楽しめる
T6Cシリーズは、Google TVを内蔵しているので、ご自宅の無線LAN(Wi-Fi)に接続するとネット動画もテレビの大画面で楽しむことができます。さらに、リモコンにはネット動画のダイレクトボタンも配置されているので、すぐにネット動画を起動することができるのも便利です。
Google TV対応
豊富なネット動画も楽しめます
画像引用:TCL
T6Cシリーズの注意点
ななめから見ると白っぽくなりやすい
T6Cシリーズは、正面から見るとコントラスト(色のメリハリ)がしっかりとした映像を楽しめますが、ななめから見ると白っぽくなりやすい『VAパネル(HVAパネル)』を採用しています。
そのため、お部屋のレイアウトの関係で「テレビをななめから見る機会が多い」という方は、ご注意ください。
スポーツもなめらかに楽しめる倍速は非対応
テレビは1秒間に60コマの画像を切り替えて動きを表現していますが、スポーツなどの動きが速い映像ではコマが足りずにカクカクとした印象の映像になる場合があります。コマとコマの間に中間の補正画像を生成して追加して、1秒間に120コマにすることで、よりなめらかな映像にするのが『倍速』と呼ばれる機能です。
T6Cシリーズは、倍速機能は非対応のモデルになります。50V型以上は、ゲームなどを1920×1080の場合のみ1秒間に120コマ(120Hz)で楽しめる機能に対応していますが、倍速とは異なりますのでご注意ください。
T6Cシリーズはこんな方におすすめ
「ネット動画も楽しめるコスパの良い4Kテレビが良い」という方には、TCLのT6Cシリーズは特におすすめです。ただし、VAパネルを採用しているのでななめから見ると白っぽくなりやすい点、倍速は対応していない点などは注意してください。

気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
お求めやすい価格が魅力の43V型
大画面もお求めやすい55V型
T6Cシリーズの仕様
※43V/50V/55V型を抜粋
型式 | 43T6C | 50T6C | 55T6C |
画面サイズ | 43V型 | 50V型 | 55V型 |
解像度 | 4K(3840 x 2160) | ||
液晶パネル | VA(HVA) | ||
バックライト方式 | 直下型LED | ||
4Kチューナー | 2 | ||
地デジチューナー | 2 | ||
BS/CSチューナー | 2 | ||
HDMI数 | 3 | ||
Wi-Fi | 対応 | ||
外付けHDD録画 | 対応 | ||
外形寸法(cm) ※スタンド含む |
95.8 x 60.3 x 18.5 | 111.1 x 68.4 x 25.4 | 122.6 x 75.0 x 25.5 |
重量(kg) ※スタンド含む |
5.7 | 7.3 | 9.1 |
付属品 | スタンド一式、リモコン(電池含む)、取扱説明書、保証書など |