
テレビの購入を検討中。シャープの『4T-C42DJ1(以後DJ1ライン)』が気になっているけど、どんな特徴のテレビ?評判はどう?注意した方が良いことはある?
こんな質問にお答えします。
・シャープのアクオスDJ1ラインの特徴が分かります
・DJ1ラインの評判が分かります
・注意すべき点が分かります

ハードウェアエンジニア歴15年、映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します。
アクオス DJ1ラインのレビュー
ネット動画も楽しめるシンプルで低価格な4K液晶アクオス
DJラインは、お求めやすさが魅力の4K液晶アクオスです。他のシリーズと比較すると高画質処理などはシンプルですが、Android TV搭載でネット動画を楽しんだり、スマートスピーカーも対応で、実用的でコスパが高いシリーズです。サイズは42V型の1つのみになります。
DJ1ラインの3つの特徴
ネット動画も楽しめる
DJ1ラインは、ネット動画もテレビの画面で視聴することが可能です。さらに、リモコンには『ダイレクトボタン』があり、それを押すとすぐにネット動画を起動することができるので便利です。
スマートスピーカーも対応
お料理をしている時や他の作業をしている時に『声』でテレビをONしたり、ボリューム調整、チャンネル操作ができると便利です。DJ1ラインはGoogleアシスタントなどを搭載したスマートスピーカー(別売り)にも対応していますので、そちらと組み合わせるとハンズフリーでテレビを操作することができて便利です。
地デジやネット動画も4K画質に
地デジやネット動画は、低解像度(ドットが荒い)のですが、DJ1ラインは『4K超解像アップコンバート』を搭載しており、地デジやネット動画なども細かく精細な4Kで映像で楽しむことができます。
DJ1ラインの注意点
『120スピード』機能は倍速ではない
DJ1ラインには、動きが激しいスポーツなどの残像を軽減する機能として『120スピード』と呼ばれる機能を搭載していますが、こちらは一般的に『倍速(倍速駆動)』と呼ばれる機能ではありません。
テレビは、1秒間あたり60コマの映像を切り替えて動画を表現しています。倍速は、コマの間に中間の補間映像を追加して、120コマにすることで、映像をよりなめらかに表現する技術です。
一般的な倍速駆動
しかし、DJ1ラインの『120スピード』は、中間に補正映像を挿入するのではなく、バックライトで黒画面を挿入することで残像を軽減する技術です。
120スピード
残像の軽減には効果がありますが、倍速ほどのなめらかさは期待しづらいのでご注意ください。
DJ1ラインの購入者の声
※Amazonレビューより抜粋
満足の声
・コスパは最高
・シャープのアクオスは間違いない
・ネット動画も楽しめてこの価格なら十分満足
・ネット動画の処理も早くストレスがない
・画質がキレイ
不満の声
・画質は良いが音質は微妙
・番組表の文字が小さい
・ななめから見ると白っぽくなる
DJ1ラインはこんな方におすすめ
「アクオスの4K液晶テレビでネット動画も楽しみたいけど価格は抑えたい」という方には、DJ1シリーズがおすすめです。Android TV内蔵で、ネット動画を楽しんだり、スマートスピーカー(別売り)と組み合わせることでハンズフリーでテレビを楽しむことができます。ただし、『120スピード』機能は倍速駆動ではない点は注意してください。

気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
DJ1ラインの仕様の詳細
型式 | 4T-C42DJ1 |
画面サイズ | 42V型 |
解像度 | 4K(3840×2160) |
エンジン | Medalist S2 |
4Kチューナー | 2 |
地デジチューナー | 3 |
BS/CSチューナー | 3 |
HDMI数 | 4 |
ARC | HDMI4のみ |
LAN | 1 |
無線LAN | 2.4/5GHz |
外付けHDD録画 | 対応 |
壁掛け | 専用金具 |
外形寸法(cm) | 95.6 x 24.7 x 60.7 |
重量(kg) | 9.9 |
付属品 | リモコン(電池含む)、テーブルスタンド、取扱説明書など |